だし茶漬けが大好きな娘のために考えたレシピです。以前は昆布とかつおでだしを取っていましたが、ヤマキ「鰹節屋のだしパック」は調味料不使用の本格的な味わいのだしがたった5分で作れるので、思いついた時にサッと作れて非常に便利でです。だしが簡単に作れる分、お茶漬けの具には少しこだわって、昆布締めにしてみました。刺身を昆布で挟んで寝かせるだけで本格的な昆布締めを楽しめます。食欲のない時にもスルスル食べられますし、お酒のシメにも最高です。
ここでは鯛とサーモンを使用していますが、いずれか1種類でも構いませんし、他の魚を使用してもOKです。青魚より白身魚がお勧めです。魚の上から熱々のだしをかけると、表面に火が通った半生の状態になります。生の状態がお好みなら、魚にだしがかからないように気を付けてください。
水1カップ(200ml)に米酢と料理酒を入れ、バットに入れる。昆布を5~10分浸け、柔らかくなったらキッチンペーパーで表面の水分を拭き取っておく。
鯛の刺身とサーモンの刺身に塩(刺身用)をふり、冷蔵庫で20分おく。
まな板の上に戻した昆布を2枚置き、それぞれの昆布の上に鯛の刺身とサーモンの刺身をのせる。その上に昆布をのせる(2枚の昆布で刺身をサンドした状態)。ラップできつめに包み、冷蔵庫で3時間~1晩置く。
鍋に鰹節屋のだしパックと水400mlを入れ、強火にかける。沸騰したら中火にして3〜5分煮出し、パックを取り出す。しょうゆと塩で味を調える。
大葉を千切りにする。
茶碗にご飯を盛り、白炒りごまを振りかける。昆布締めにした鯛とサーモンを中央にのせ、その上に大葉をのせる。食べる直前に熱々のだしをかける。
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こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。