ナポリタンが日本発祥のものでイタリアには存在しないパスタであるのは、もう周知の事実かと思います。トマトケチャップの文化がないイタリアでは、トマトケチャップだけの強い酸味や甘みだけに頼ったパスタはやはり受け入れられないようです。なぜなら、トマトソースが美味しいから!わざわざケチャップを使う必要がないのです。でもナポリタンで幼少を過ごした私には、日本のナポリタンも忘れがたい味!そこでイタリア人にも好まれる、ケチャップだけに頼らない、”イタリア風”ナポリタンを考えてみました。ケチャップはあくまで香り程度、トマトソースをメインに作ったらイタリア家族にも喜ばれる味に。
美味しいトマトソースとオリーブオイルがあれば、8割型のイタリアンは完成したも同然です。トマトソースの作り方は近日中に掲載予定ですが、どうしてもない場合には市販のもので代用してください。その場合には野菜のコクが足りない場合もありますので、適宜野菜だし(小さじ1)などで補ってくださいね。
大鍋に2Lの水沸かし、沸騰したら20gの粗塩を加える。 ここにスパゲッティを入れ、表記時間通りに茹でる。
フライパンにA オリーブオイル大さじ2、ニンニク1片を入れ、お好みでペペロンチーノも加え、弱火で点火する。オリーブオイルにニンニクの香りを染み込ませていく。
たまねぎを加え、少ししんなりさせる。
ピーマンとマッシュルームも加え、マッシュルームにオリーブオイルが染み込むまで炒める。
粗挽きソーセージも加える。
B トマトソース150g、パスタの茹で汁50ml〜、トマトケチャップ大さじ1、ウスターソース大さじ1を加えていく。 最初にトマトソースとパスタの茹で汁をなじませてから、最後にトマトケチャップとウスターソースを加える。 ソース完成!
茹で上がったパスタとソースを絡め、最後にパルミジャーノをふりかけ軽く混ぜ合わせる。
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2020/10/18 23:04
Tsugumi
日系航空会社の国内&国際線に12年間乗務しながら 各国の美味しい食文化に触れる。 休職留学制度を利用し、フィレンツェへ留学。 イタリア語とともにイタリア料理を習う。 イタリア料理以外にも、ヴェトナム料理、懐石料理を学ぶ。 2008年に退社後、イタリア、ローマへ。 ローマシェラトン内の料理教室でイタリア人に和食を教えるも 妊娠を機に専業主婦となる。 娘を全日制の日本人学校幼稚園に入れると そこで知り合った大使館や駐在の奥様より イタリア料理を教えて欲しいとの要望をいただき 2014年より自宅で料理教室を始めることに。 旬の素材を用いて、簡単に美味しくいただけるものをメインに 視覚からも2度美味しい、オリジナルレシピを紹介している。 2021年にはイタリアの料理対決番組に出演し、勝利。 イタリア人の有名シェフに日本人らしい繊細な料理を評価される。 ⭐︎得意料理は旬の野菜を用いたもの&創作料理⭐︎ Nadiaでは出来るだけ時間のかからないシンプルで簡単な料理を ご紹介していきます。イタリアンを中心に、それだけにはとどまらない 現地で出会った世界各国の美味しいレシピを 再現していけたらと思っています。