料理はもう女子だけでやるものじゃない…はず!!
「料理は奥さんがやるもの」なんて、今の時代もう古い!
ですが、効率を考えたり、男性に頼みづらかったりして、料理はやっぱり女性の仕事というのが現実かもしれませんね。
旦那さんが、彼氏が、息子さんが、進んで料理を手伝ってくれるようになったら、とっても楽になると思いませんか!? さらに、料理を一緒に作ることで、コミュニケーションが取れて、楽しい時間が増えるかもしれません!
男性陣が料理慣れしていないと最初は大変かもしれませんが、ひとまずやってみてはいかがでしょうか。男子側も、「意外に簡単」「結構楽しい」と思ってくれるかも!
ということで今回は、男子の料理レベル別に、料理を手伝ってもらうコツや料理の選び方をご紹介します。
レベル1 男子(レベル参考:お手伝いしたい盛りの息子さん!まだ包丁は持たせられない!)
まだまだ切り物は難しい息子さんには、混ぜたり、成形したり、飾り付けたりしてお手伝いをしてもらいましょう。
■声かけのポイント
興味を引くにはまず完成形をみせること! 男の子ウケしそうな料理のできあがり写真を見せて、「こういうごはん作ってみない?」と声をかけてみましょう。
■レシピ選びのポイント
・見た目でテンションがあがる、好きなものをかたどった料理・完成までに時間がかからない
車でおでかけ!じゃがもちカー
【材料(2人分)】
じゃがいも 250g(大1個程度)
片栗粉 大さじ3
ミックスチーズ 30g
オリーブオイル 適量
ブロッコリー 1/3株
にんじん輪切り 8枚
海苔 1枚
ハム 2枚
塩こしょう 適量
【作り方】
ステップ1【あなた】
ブロッコリーを一口大に切る。ブロッコリー、にんじんを柔らかくなるまでレンジで加熱する。
ステップ2【一緒に】
ハムを半分に切り分けるイメージで、ハムの直径の長さの細長いパーツを4つ作る。1枚で2つずつ切り出すとよい。残りは好きな型抜きで抜いておく。
★ここでお手伝い! ハムを好きな形に型抜きをしてみよう!
ステップ3【一緒に】
鍋に湯を沸かす。じゃがいもの皮をむいて乱切りにして柔らかくなるまで茹で、熱いうちに潰す。潰したじゃがいもに片栗粉、塩こしょうを混ぜる。
★ここでお手伝い! やけどに注意して、じゃがいも、片栗粉をよく混ぜよう。
ステップ4【一緒に】
3を4等分してそれぞれミックスチーズを包んで四角く成形する。
★ここでお手伝い!列車の形になるように四角い形を作ってみよう。
ステップ5【あなた】
フライパンにオリーブオイルを多めに熱し、3を両面揚げ焼きする。あまり触らないようにして焼き色をつける。
ステップ6【一緒に】
お皿に並べ、にんじんで車輪を、細長いハムで模様を、四角く切った海苔で窓をつける。まわりにブロッコリーを木に見立てておき、型抜きしたハムで飾る。余ったにんじんがあれば型抜きして飾ってもOKです。
★ここでお手伝い!列車、木を飾ってみよう。
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/34575/recipe/158441
レベル2男子(レベル参考:包丁を持ったことがない彼氏!)
料理経験がほぼない彼氏でも、できる範囲で手伝ってくれるだけで楽しいし嬉しいものですよね。
恋人同士なら、ふたりで協力することで彼との仲も深まるかも!? うまくおだてながら、そして簡単な作業を任せることが大事。失敗してしまうと次に手伝ってくれなくなる可能性があるので、さりげなく失敗しないように見守ることがコツです。
今回は炒め物を彼氏担当にしていますので、次に入れる材料をどんどん運んであげましょう! そうすれば材料を間違えることはないですし、スムーズに作業が進みます。チームワークが大切ですよ!
■声かけのポイント
「料理を手伝って欲しい」というより、「今日は料理を一緒に作ってみない?」と普段一緒に映画に行くのと同じように誘ってみるのはいかがでしょうか?
■レシピ選びのポイント
・彼女と作った感のあるおしゃれな見た目ながら、男性が好きなボリューミーな料理
・完成までに時間がかからない
今回はみそがコクを出す隠し味。少し変わった要素を加えることで、どういう味になるんだろうと興味を持ってもらうきっかけになるし、「この子は料理が得意なんだな」と思ってもらえるチャンスです!
みそが隠し味!厚切りベーコンと玉ねぎのトマトソースパスタ
【材料(2人分)】
パスタ 160g
厚切りベーコン 200g
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1片
鷹の爪 ひとつまみ
トマト缶 1缶
ローリエ 1枚
みそ 小さじ1
塩 適量
こしょう 適量
パセリ(あれば) 適量
オリーブオイル 適量
【作り方】
ステップ1【あなた】
大きな鍋に湯をたっぷり沸かしておく。
ステップ2【一緒に】
にんにくをみじん切り、玉ねぎをくし切りにする。厚切りベーコンは大きめの一口大に切る。
ステップ3【あなた】
湯を沸かした鍋に湯量の1%の塩 (水3リットルに塩大さじ2程度)を入れてパスタを加え、袋に記載された時間より1分短く茹でる。
ステップ4【彼】
フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく、鷹の爪を炒め香りがでたら玉ねぎを加える。玉ねぎがしんなりしたら厚切りベーコンを加えて塩こしょうをふる。
ステップ5【彼】
トマト缶、ローリエを加え、3分ほど煮込んでみそを加え、塩こしょうで味をととのえてソースにする。
ステップ6【あなた】
パスタの茹で汁おたま1杯分、茹でたパスタを ステップ5に加えて素早く混ぜてお皿に盛る。刻んだパセリをお好みでかける。
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/34575/recipe/158442
レベル3男子(レベル参考:焼きそばくらいなら作ったことがある!料理を頑張りたい旦那さん、パパさん!)
たまに、焼きそばやチャーハンくらいなら作ってくれる、そんな旦那さんに普段から料理を手伝ってもらうには、男性がワクワクする要素を盛り込むことが大切です。
男性は、よだれがとまらないようながっつり料理、いわゆる「男料理」だと俄然やる気がでるようです。こだわり道具を使うというのも男性ならではのモチベーションになるはず。
料理中はある程度任せてOK! 逆に切り物ばかりやらせてしまうと、つまらなく感じてしまいます。簡単かつ「自分が作っている感」のある行程を任せてしまいましょう!
■声かけのポイント
このレベルの男性には、食べてみたいと思う完成形、扱ってみたいと思う食材や調理道具を使うことを伝えるというのがおすすめです。
例えば、「今日は魯肉飯にしようと思っていて、塊肉をホーロー鍋で焼こうと思うんだけど、ちょっと大変だから手伝ってもらえると助かる!」とお願いをするのはいかがでしょう。「なんだかすごそうな料理だし、大きな豚バラ肉がのった魯肉飯食べたい…」と思ってもらえるような誘い方をすると快く引き受けてもらえます。
■レシピ選びのポイント
・男性が作ってみたいと感じるような「THE・男料理」
・できればホーロー鍋や鉄フライパンなど、こだわりの道具を使う料理
今回でいう五香粉や紹興酒など、普段はあまり使わない食材や調味料を使うと、興味をそそるはずです。
魯肉飯(台湾風 豚の角煮丼)
【材料(2人分)】
ごはん 2膳
豚バラブロック 400g
きび砂糖 大さじ1.5
紹興酒(なければ酒) 大さじ2
A 醤油 大さじ1.5
A オイスターソース 大さじ1
A 五香粉 小さじ1/2
半熟卵 2個
チンゲン菜 1株
【作り方】
ステップ1【あなた】
チンゲン菜を縦半分に切り、塩(分量外)を加えた熱湯で茹でて、水気を切っておく。
ステップ2【旦那さん】
豚バラブロックを厚さ1.5cm程度に切る。
ステップ3【旦那さん】
鍋を熱し、豚バラ肉を入れる。両面焼き色がついたら(火が通り切っていなくてOKです)余分な油をペーパーで拭き取る。
ステップ4【旦那さん】
鍋にきび砂糖、紹興酒を加える。アルコールの匂いがなくなったら、Aと水1カップを加えて、弱めの中火で20~30分程度煮込む。焦げ付かないように何度か底を剥がすようにして様子を見る。
ステップ5【あなた】
温かいごはんにステップ4、チンゲン菜、半熟卵をのせてできあがり。
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/34575/recipe/158443
最後は一緒に味見で完成♪
男性に料理を手伝ってもらうコツとレシピはいかがでしたでしょうか?
どのレベルの男性にも共通ですが、最後に味見を一緒にすると、作る楽しさがより増しますよ! たまには息子さんと、彼氏と、旦那さんと一緒に料理をして楽しい時間にしてみてくださいね。
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