とんかつもカレーも両方食べたい!そんな時がありますよね。お腹がぺこぺこの時、気合を入れたい時にボリューム満点のかつカレーはいかがでしょうか。 カレールウがしみたパン衣がしっとりとした食感になり、ルウのとろみも飲み込みの助けになります。 「箸でスッと切れる柔らかとんかつ(介護食)」でご紹介したとんかつに、お好みのカレーソースをかけて召し上がってください。市販のカレールウにすりおろした香味野菜とオイスターソースなどを加え、旨味とコク増しの特製カレールウの作り方もぜひご参考になさってください。
【美味しく作るポイント】 人参、玉ねぎ、生姜、にんにくは、すりおろすことで噛みやすく飲み込みやすくなります。
A 豚ひき肉140g、卵100g、じゃがいも60g、玉ねぎ20g、マヨネーズ16g、日本酒小さじ2、塩ふたつまみ、麩14g、薄力粉大さじ3強、水大さじ3、マヨネーズ大さじ1、細かいパン粉適量、揚げ油適量で【箸でスッと切れる柔らかとんかつ】を作る。 作り方はこちらをご参照→https://oceans-nadia.com/user/390559/recipe/478753
【カレーソース】を作る。 フライパンにサラダ油を熱しB すりおろし人参50g、すりおろし玉ねぎ100g、すりおろし生姜(チューブ生姜で可)小さじ1、すりおろしにんにく(チューブにんにくで可)小さじ1を香りが出るまで炒める。C 水300ml、カレールウ(市販品)40g、ウスターソース大さじ2、ケチャップ小さじ2、オイスターソース小さじ1を加えとろみが出るまで煮る。
皿にとんかつを盛り、2のカレーソースをかける。
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クリコ
料理研究家・介護食アドバイザー
病気で食べることが困難になった夫のために、介護食を作ることになりました。はじめての介護食作りは戸惑うことばかりでしたが、気づくとその面白さに夢中になっていました。 私が作る介護食の特徴は、素材を手作りすることです!! 「食べづらい、おいしくない、見た目に食欲がわかない」などの悩みを解消するために、肉・魚・野菜料理のベースになる素材を手作りします。 手作り素材で作る料理は、見ても食べても美味しく、箸やスプーンで簡単に切れる柔らかさです。 ◆「加熱しても硬くならない肉素材」 ハンバーグのような肉だねを滑らかなペースト状にしたものが肉素材です。 加熱しても硬くならず、見た目は普通の肉料理。とんかつ、豚の生姜焼き、つ くねなど、調理法も形も自由自在です。 ◆「加熱しても硬くならない魚素材」 鮭、タラ、エビ、ホタテなどで作る滑らかなすり身が魚素材です。肉素材同様 に和洋中の魚料理を作ることができます。 ◆「野菜ピュレ」 茹でた野菜をすりつぶしたピュレに他の食材を組み合わせて作る野菜料理 は主食から汁物まで彩豊かで栄養満点。工夫次第でレパートリーは無限大 です。 ◆「時短調理」 手作り素材は小分け冷凍保存することで調理時間を大幅に短縮します。 イタリア料理と和食の教室で教えた経験を生かし、手作り素材を使った料理レシピは180点。 「このレシピに出会えてよかった」「全部食べてくれた」「とにかくおいし い」「介護食なのに家族で楽しめる」などたくさんの満足のお声をいただい ています。 ご家族の皆様でご一緒にお楽しみいただければ大変嬉しいです。