春が近づくと貝類が店頭に並びます。基本的な作り方ですので ばい貝等にも応用できます。 「灯台つぶ貝」は下処理無しでスタートできるお助けメニュー、おつまみにも最高です! 子供たちに伝えたい大切な日本のお味です。
✽ つぶ貝は、「灯台つぶ貝」と書いてあるものをお選びください。多くのつぶ貝は唾液腺という器官がありそこには毒があるので下処理が必要です。スーパーで扱っているものはほぼ「灯台つぶ貝」でこちらは安全です。バイ貝と書いてあるものも下処理不要です。 ✽貝の周りには海藻などが付いていますが実はそれも美味しさのうち。軽く洗うだけでOKです。
つぶ貝は流水で流しながら、たわしなどで表面を軽く洗う。
鍋に出汁とA 醤油大さじ2と1/2、みりん大さじ2と1/2、酒大さじ2と1/2を沸騰させ、つぶ貝を入れる。 再び沸騰したら弱火にし沸騰を保ちながら7〜8分煮る。 火を止めそのまま荒熱を取る。
中身が取り出しづらい時は包丁の背で殻を割って取り出します。その際は破片が飛ばないようにキッチンペーパーで覆いながら行います。
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二階堂まなみ
料理教室主宰・料理研究家
企業ランチプロデュース・レシピ開発・料理教室・出張料理を主に活動しています。王道料理、バランスの良い献立を提案するのが得意です。 都内で20年間飲食店を経営後、4年前に地元千葉にに戻り、夢だった料理家になりました。 体が食べ物からできているのを、多くの人に伝えたいと思っています。 そして日々の料理って、難しく考えずにごく簡単なものでいいんだってことを知ってもらいたいのです。 ほとんど15分以内に出来るレシピを提案しています。 経営者として頑張っていた時は3人の小さな子供たちを預けて必死で働いていました。家事との両立は本当に大変でした。 レシピを作る時はその時の気持ちを忘れないようにしています。 皆さんはもう、充分に頑張っていますから、日々のごはんは気楽にいっていいと思います! 料理に恋をして、ずっと素晴らしい方の元で料理の伝統や調理科学、栄養学を学んできました。今も学びは続いています。 かみ砕いたレシピを通して、私の知識と経験を沢山の方にお伝えしをしていきたいです。 普段使いの日々のごはんに活かしてもらえたらとてもうれしいです。