霜降り作りは、真鯛などのときにも使える手法で、皮ごと身を食べたい場合に便利。身のコリコリ感、皮のこりこり感、異なる2つのコリコリ感を味わいを同時に楽しむことが出来ます。
霜降り作りはスピードが命!手際よく熱湯掛け→冷水漬け→水切りまでを行いましょう。 熱湯を掛けることにより、生臭さも取れて食べやすくなります。
⇒ メジナ(グレ)料理① お刺身 の手順9からの続き。
身に皮の付いた状態で霜降りにする。大量の熱湯とキンキンに冷えた氷水を用意します。
まな板に皮付きの身を置き、上から大量の熱湯を掛けます。
すぐにボウルに入れた氷水に漬けます。
皮がしんなりしたら氷水から取り出し、多めのペーパータオルでしっかり水気を拭き取ります。
腹身と背身に切り分けて、腹身の血合い部分を取り除きます。
器に、大根ツマ、大葉などを盛り付けて準備しておく。すると色鮮やかに映えますよ。
刺身包丁で身を短冊切りにして、装飾した器に盛り付けて完成です。
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まなべっち
趣味の海釣りが高じて料理の世界に染まり、母の影響で家庭料理を覚えました。ホームパーティや記念日に出張料理人として呼ばれることも多く、食べて下さる人のことを想いながらおもてなしの心で調理しています。現在では、例えばアジ料理は10種類以上創れます。掲載しているメジナとキンメダイの霜降り作りのように、魚種が異なっても似た調理ができることも多いので、いろいろな魚で応用してみて下さい。