特別な日のお弁当にも!「すき焼き風弁当」
今回は「すき焼き風弁当」のご紹介です。まさに見た目はすき焼きそのもの! 蓋を開けた瞬間に幸せになれそう〜。特別な日のお弁当にもぴったりですよね。もちろん、味は間違いない美味しさです。
しかし、「すき焼き」といえば汁気がたっぷりというイメージがありますよね。お弁当にそのまま入れると、ご飯がベチャベチャになってしまったり、汁漏れしてしまったりして、残念なお弁当になりかねません。
そんなお悩みをパパッと解決する決め手は「とろみ」にありました。今回はトロッとした口あたりのすき焼き風弁当に仕上がっていますよ。さらに、身近な食材を使って汁気をしっかりと吸い取ります! ぜひコツをチェックしてみてくださいね。
フライパンひとつで!「すき焼き風弁当」
お弁当に入れるときのポイントは「とろみ」。水溶き片栗粉でとろみを付けることで、お弁当で持ち運びやすくなります。口あたりがまろやかで食べやすく、我が家では大好評でした♪ ほかにも削り節を加えたり、しらたきの代わりに春雨を使うなど、汁気を吸ってくれる食材をたくさん使っていますよ。
味は、間違いなくご飯がすすむすき焼き味。玉ねぎの甘みもいい味を出しています。フライパンひとつで作れるのもうれしいですね。
【主な材料】
ご飯
牛肉(薄切り)
玉ねぎ
厚揚げ
しいたけ
春雨
削り節
ゆで卵
●詳しいレシピはこちら
フライパン1つで!すき焼き風弁当
上手な「すき焼き風弁当」の詰め方
1.ご飯を全面に詰める。片側はおかずをのせるため、少し斜めになるように詰めるのがポイント。写真は手前側が斜めになっています。
2.削り節をふりかける。汁気対策!
3.最初に春雨を入れる。これも汁気対策!
4.肉、しいたけ、厚揚げ、玉ねぎをのせる。
5.彩りのよいゆで卵や青菜(今回は豆苗)をのせる。
6.お好みでお麩を添える。
美味しい「すき焼き風弁当」を作るポイント
フライパンひとつでできるすき焼き風弁当、実は簡単ですよね。時間差で具材を入れることで、味染みバッチリ、お肉はやわらかになります。春雨はあらかじめ水でかために戻してから使ってくださいね。また、水溶き片栗粉でとろみを付けたあとに春雨を入れるのもポイントです。これも、そう。汁気対策です。
とにかくすき焼き風弁当は「汁気」との戦い! お好みはありますが、とろみは「ちょっと強いかな?」くらいでOKです。お弁当を詰めるときには、削り節、春雨、具材、の順番で詰めることで汁気をしっかり吸ってくれるため、お弁当がベチャベチャにならずにすみますよ。
最後に添えた色鮮やかなお麩は、華やかになるだけでなく、やっぱり汁気を吸ってくれる立役者。汁気を吸ってくれる食材としては、ほかにもすりごまなどを加えても◎。お好みで入れてみてくださいね。
お弁当箱を開けたら、すき焼きが入っていた! なんて、テンション上がること間違いなし。お腹も心も幸せな気持ちになれるお弁当ですよ。ぜひお試しください♪
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