甘辛醤油味の牛丼。鍋より直径の大きなフライパンで作ることで、素材(たまねぎ・牛肉)を広げることができるので熱がまんべんなく広く行き渡ります。 コツは最初にたまねぎの薄切りをとろんとやわらかく煮込むことです。 煮汁に甘さが出て砂糖無しですが、素材のおいしさを楽しめます。 【余談ですが】 牛肉を食べると、脳が幸せと感じるそうです! 疲れた日やスタミナをつけたい時の勝負メシのレパートリーにいかがでしょう。
・牛肉は調理前に常温におき、温度をやわらげてから加熱するとよいです (肉が縮み硬くなるのを和らげます) ・調味料は本みりんと日本酒(みりん風調味料や料理酒ではない)で作っています。 (テリとツヤが出ておいしそうな見た目だけでなく、コクと旨みが増しおいしさを引き立てます) ・牛肉は赤身にほどよく脂の層がある、ふんわり極薄切り肉がおすすめです (しゃぶしゃぶ用や薄くやわらかそうな牛肉であれば、切り落としや小間切れでもおいしく作れます)
・たまねぎは繊維に沿って薄くスライスする ・牛薄切り肉は大きい場合は3cm程度の長さに切る
フライパンにA 本みりん・日本酒各50ml、たまねぎを入れ「中火」にかけ沸騰したら塩をふりひと混ぜしてフタをして「弱火」でたまねぎがやわらかくなるまで(5分ほど)煮る
たまねぎがしんなりしたら牛薄切り肉、しょうゆの半分の半分の量(大さじ2)を入れて「やや弱めの中火」でときどき混ぜながら牛肉に火を通す
牛肉に完全に火が通ったら、残りのしょうゆを「少しずつ」加え、味見をしながら好みのしょっぱさに調える ★甘くしたい場合は砂糖を少しずつ加えてください
【牛丼】 器にご飯をよそい、好みで卵や半熟卵、紅生姜や七味唐辛子をふっても◎
422886
簡単料理研究家*ハットリミドリ
料理家
東京都文京区千石にて昭和の長屋をリフォームしたキッチンスタジオ atelier月 運営 心とからだと環境にやさしい料理の教室やマルシェの開催をしています 【略歴】 カフェや居酒屋チェーン店立ち上げ業務(マネジメント・メニュー開発経験あり)など飲食業界に携わったのち、野菜を扱う食品メーカーで料理レシピ企画を担当。現在は書籍のレシピ制作・飲食店メニュー開発のほか、雑誌・テレビ・新聞・WEBなどメディア各種で食品や調理家電などの検証を行う料理家として活動中。 【メディア出演関連】 NHKひるまえほっと かんたんごはん テレビ東京 よじごじDAYS 読売新聞レシピ ラジオ(TOKYO FM / ラジオ埼玉) LDK MONOQLO 家電批評 サンキュ! など 【飲食店メニュー企画】 ・観光地カフェ立ち上げ(東京都小笠原村) ・天然素材のかき氷レシピ開発(東京都神保町) ・糀を使ったドレッシング開発(千葉県津田沼) テイクアウト専門店メニュー・居酒屋チェーン店・カフェなど 【料理本レシピ企画】 ・スピード完成!野菜の大量消費おかず ・時間がない人のためのやせる超速つくりおき ・時間がない人のための超速つくりおき ・作りおきレンチンおかず ・うちのから揚げがうまい そのほか月刊誌のレシピ企画など 【得意なジャンル:家庭料理編】 ・あまり手をかけない シンプル調理 ・基本調味料で作る家庭料理 ・体調不良のときに胃腸にやさしいいたわり料理 ・蒸し料理 ・初心者おやつ ・お味噌汁(一汁一菜) 【得意なジャンル:商業編】 原価・オペレーションを考慮したメニュー開発 ・居酒屋・カフェ・観光地・テイクアウトおかずなど 【好きな地域】 ・ハワイやタイなど南国系の観光地 ・離島(伊豆七島)や沖縄 ・東京・茨城・千葉