何度も焼いた丸鶏のローストチキン。ブライン液(塩砂糖水)に漬けるのでふっくらジューシー、下味もつくので美味しく食べられるようになりました。切り分け方解説あり。クリスマスパーティーやおもてなし、お誕生日などにもおすすめです。
丸鶏は、きちんと焼くためには大きさが重要です。ほぼ2kgのものならこのままで。大きければ、焼く時間を長くしてください。必ず中まで焼けているか、竹串で確認してください。 ローズマリーを粉末のものにする場合は、効きが強いので控えめにしてください。
A 塩大さじ3、砂糖大さじ3、水600ml、にんにく2片、ローリエ1枚、パセリの軸2本を混ぜて、丸鶏のしっかり入る大きさのジッパー付き保存袋に入れておく。
丸鶏は、ぬるま湯でお腹の中も外も洗う。血などが残っていると臭みになるので取る。 水気を拭き取る(お腹の中も)
首つるがあれば、切る。根本くらいに包丁を入れると切れてくる箇所がある。
余分な油を取る。(皮を切らないように)
下準備で用意したA 塩大さじ3、砂糖大さじ3、水600ml、にんにく2片、ローリエ1枚、パセリの軸2本の袋に丸鶏を入れ、空気を抜いて閉じる。
袋ごとボウル等に入れると全体に液体が回りやすい。全面が浸からなければ、同じ割合でブライン液を作り足す。 半日〜1日冷蔵庫に放置する。
焼く当日。焼く2時間前くらいに冷蔵庫から出し、室温にする。
B セロリ1/2~1本、玉ねぎ中1個、無農薬レモン1個のレモン以外を1cm角くらいに切る。 C じゃがいも2個、さつまいも1/2本、人参1/2本、パプリカ1個は食べやすい大きさに切る。 鶏の漬け込み汁の中のパセリの軸とにんにくも取り出しておく。
鶏を取り出して、水分を拭く。(お腹の中まで)
脚を交差させるようにしてタコ糸でぐるぐる巻いて結ぶ。
鶏の首の部分を楊枝で縫うように綴じる。
お尻の方から塩胡椒をお腹の中にして、B セロリ1/2~1本、玉ねぎ中1個、無農薬レモン1個とA 塩大さじ3、砂糖大さじ3、水600ml、にんにく2片、ローリエ1枚、パセリの軸2本のにんにくやパセリの軸も入れる。 楊枝で縫うように綴る。
オーブンの天板にC じゃがいも2個、さつまいも1/2本、人参1/2本、パプリカ1個のうちパプリカを除いたものを並べ、鶏を胸側を上にして中心にのせる。鶏と野菜に、塩ホワイトペパーをふり、オリーブオイルを回しかける。 ローズマリーを散らす。
⑭190度のオーブンで80分焼く。
途中、30分毎に取り出して、落ちた油を肉にかける。 パプリカは、最後の30分で加えるとよい。 脚の先は焦げやすいので、途中アルミホイルで包む。
ももの付け根位に竹串をさして澄んだ汁が出れば大丈夫。焼き上がったら、鶏は皿に移してアルミホイルを被せておく。
グレービーソースを作る。D 天板から取った鶏から落ちた肉汁や焼き汁全量、白ワイン大さじ2、水150ml、チキンコンソメ1個、塩少々、ホワイトペパー少々を小鍋に移して煮る。(油もたくさんあってわかり辛ければ、取り分けた肉から出てくる汁だけでも大丈夫) 細かな野菜や鶏などの破片が入っていたら、濾すときれいになる。
鶏の楊枝やタコ糸を取り、焼けたC じゃがいも2個、さつまいも1/2本、人参1/2本、パプリカ1個と共に盛り付ける。脚にリボンをつけても。
切り分け もも肉の付け根にナイフをさして、鶏の身体に沿って切り取る。 関節のつなぎにナイフの先を入れると骨は外しやすい。
手羽先を切り取る。 中心に骨があるので、それを左右に分けるつもりで。
骨に沿ってナイフを入れて胸肉をはずす。
※余った肉は骨からはずしてサラダなどにトッピングしても。冷凍もできます。 ※骨はかぶるくらいの水を入れて煮出して出汁を取れます。カレーやスープなどに。 ※お腹の中のセロリと玉ねぎ、レモンらパセリの軸、にんにくは香り付けです、セロリ玉ねぎ、にんにくを食べ切りたい場合は、硬ければレンジ加熱か、フライパンで軽く炒めたり、ご飯とバターで他のみじん切り野菜と炒め合わせてピラフにすればいただけます。
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