フランス=バスク地方の伝統的な家庭料理は、パプリカ、ニンニク、玉ねぎ、トマトをオリーブオイルで炒め、ピモンデスプレットを加えて煮込む料理です。 *ポイントは、PIMENT D'ESPELETTEです。 控えめな辛さでマイルドな味わいのため、料理を引き立てます☺︎
▶️パプリカを真っ黒になるまで直火で焼くことで甘みが増します。 ▶️MUTTI社のトマトピューレは、コクがあり濃厚で美味しいです。 ▶️チョリゾーがない場合は、辛めのソーセージでOK。 ▶️PIMENT D'ESPELETTEがない場合は、粉末の唐辛子でOK。(辛さに注意!!) ▶️簡単にできるポーチドエッグの作り方もご紹介。
イタリアンパセリはよく洗っておく。
ニンニクは皮を剥き、芽を取り、みじん切りにする。
玉ねぎは皮を剥き、みじん切りにする。
鍋にオリーブオイルを入れ熱し、ニンニクを加え、炒める。
ニンニクから香りが出たら、玉ねぎを加えて炒め、蓋をして弱火で約10分。
赤パプリカは直火で皮を焼く。 *全面真っ黒になるまでじっくり焼きます
ポーチドエッグ用に鍋にお湯を沸かし、酢を入れる。
卵を割り、そっと、お湯の中へ約3分。 *3分でとろ〜り半熟
固さを確認し、氷水へ。 余分な白身は取り除き、キッチンペーパーで水気をとる。
パプリカが真っ黒になったら、ラップに包み蒸らす。
チョリゾーは、厚さ5mmの輪切りにする。
保温しておいたパプリカの皮を剥く。 *ボウルに水を入れ、水洗いするだけで簡単に取れます
約5mmの角切りにし、鍋に入れ、炒める。
塩、白胡椒、PIMENT D'ESPELETTE(唐辛子)、トマトピューレ、水を加え、蓋をして軽く煮込む。
チョリゾーは、熱したフライパンで両面を焼き、バットにあげておく。
フライパンに残った旨味を水を入れ、こそげ取り、鍋に加え、混ぜ合わせ、かるく煮詰めたら火から下ろす。
器にトマト煮込みを盛り、窪みを作りポーチドエッグ、チョリゾー、イタリアンパセリを飾る。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。