今回は、パセリやミント、野菜がたっぷり入った香り高いレバノン風タブレです。 レバノン料理の特徴は、生野菜やハーブ類を豊富に使うところです。 *タブレは、伝統的に東地中海地域やアラブ世界、ヨーロッパで広く食されているでサラダです。 *レバノン風タブレは、食欲のない暑い夏や初夏にふさわしい前菜で、クスクスを用いて作る場合も多くあります。
▶️トマトのエッセンスが味の決め手!! ▶️ブルガー小麦がない場合は、クスクスで代用可。 ▶️トマトの種類はお好みでOK。 ▶️レモンの皮を使うので、ワックス不使用のものを使用するようにして下さい。
鍋にお湯を沸かしておく。 ミント、イタリアンパセリの葉を摘んで水洗いし、キッチンペーパーで水気を取っておく。 レモンの皮をしっかり洗っておく。
ブルガー小麦を、水に約30分浸けて戻す。 *茹でずに水で戻して食べられますが、後ほど塩茹でします
トマトは軸を取り、十字に切り込みを入れる。
きゅうりは皮と種をとり、5mmの角切りにする。
玉ねぎは、皮を剥き、みじん切りにし、水に晒す。
シブレットは小口切りにする。
トマトをさっと熱湯に潜らせ(約3秒)、氷水へ。 *茹ですぎると崩れてしますので注意
種をミキサーにかけ、鍋に入れる。
工程8のトマト液を火にかける。
軽く沸いたトマト液をキッチンペーパーで濾し、そのまま冷ましておく。
ブルガー小麦に火が入ったらザルにあげ、バット等に広げ、粗熱をとり冷やしておく。
ミント、イタリアンパセリは、存在感を出すために千切りにする。
ボウルに、冷めたブルガー小麦、シブレット、きゅうり、玉ねぎ、トマト、イタリアンパセリ、ミント、レモン果汁、レモンのゼスト、オリーブオイル、胡椒、PIMENT D'ESPELETTE(唐辛子)を入れ混ぜ合わせる。
工程11のトマト液、オリーブオイル、塩で味を整え、追いミント&イタリアンパセリを加え、混ぜる。 *密封容器に入れ、冷蔵保存で2〜4日が食べ頃です
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。