【目次】
1.めんつゆとは
2.めんつゆの「濃縮」って?
3.めんつゆの代用アイデア
4.自家製めんつゆの作り方
1.めんつゆとは
麺類のつけつゆとしてだけでなく、煮物などにも使える万能な「めんつゆ」。だし汁に醤油やみりんなどを加えて作られたものです。めんつゆがあれば煮物、おひたしなどいろいろな料理を作ることができるので、欠かせないという方も多いのではないでしょうか。
めんつゆの原料はだし汁、醤油、みりんがベースです。砂糖や塩が加えられているものもあります。だしは昆布、かつお節、さば節などメーカーや商品によってもさまざまです。だしで風味が変わるので、お気に入りのだしのめんつゆを探してみるのもいいですね。
2.めんつゆの「濃縮」って?
めんつゆとひとことで言っても、ストレート、2倍濃縮、3倍濃縮など濃縮度合いはいろいろ。2倍濃縮はめんつゆ1に対して水1を加えて使うもので、3倍濃縮はめんつゆ1に対して水2を加えます。2倍濃縮はめんつゆ1に対して水2ではないので注意してください。
希釈率が分かれば、濃縮度合いによって使う量を調整することができます。レシピで「めんつゆ(3倍濃縮)」と記載されているけれど、手元にあるのは2倍濃縮のものということもありますよね。3倍濃縮のめんつゆのレシピを2倍濃縮で代用する場合は1.5倍量を、反対に2倍濃縮のめんつゆのレシピを3倍濃縮で代用する場合は2/3量にしてください。
3.めんつゆの代用アイデア
ここからはめんつゆを切らしたときに代用する方法についてご紹介します。めんつゆはだし、醤油、みりんがベースなので家にある調味料で代用できますよ!
和風顆粒だし&醤油&みりん
【材料(2人分あたり)】
水 150ml
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
和風顆粒だし 小さじ1
【作り方】
1.鍋にすべての材料を入れて中火にかける。
2.沸騰したら火を止めて粗熱をとる(冷たくして使用する場合は冷蔵庫で冷やしてください)。
白だし&醤油&みりん
【材料(1人分あたり)】
水 150ml
白だし 大さじ2
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1/2
【作り方】
1.鍋にすべての材料を入れて中火にかける。
2.沸騰したら火を止めて粗熱をとる(冷たくして使用する場合は冷蔵庫で冷やしてください)。
削り節&醤油&みりん
【材料(1人分あたり)】
水 150ml
A醤油 大さじ2
Aみりん 大さじ2
削り節 2g
【作り方】
1.鍋にすべての材料を入れて中火にかける。
2.沸騰したら削り節を加え、ひと煮立ちさせて火を止めて粗熱をとる。
3.茶漉しで濾して粗熱をとる(冷たくして使用する場合は冷蔵庫で冷やしてください)。
4.自家製めんつゆの作り方
昆布と削り節を使って、本格的なめんつゆを作るのもおすすめ。調味料は醤油とみりんだけですが、だしが効いた美味しいめんつゆが作れますよ。
【材料(4人分・作りやすい分量)】
水 300ml
昆布 5g
削り節 10g
A醤油 大さじ4
Aみりん 大さじ4
【作り方】
<下準備>
鍋に水、昆布を入れてひと晩おく。(急いでいるときは30分以上)
1.昆布が入った鍋を弱火〜中火にかける。ゆっくりと沸騰させ、フツフツとしたら昆布を取り出し、 Aを加える。
2.沸騰したら一度火を止め、削り節を加える。弱火で3分煮て火を止める。削り節を入れたまま粗熱をとる。(急ぎの場合はすぐに濾してOK)
3.粗熱が取れたら濾す。削り節の出し殻をしっかり水気を切るようにして、スプーンなどで押す。
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基本の自家製めんつゆ【昆布とかつおだし】
今回は麺類のとき以外にも大活躍な「めんつゆ」を切らしてしまったときの代用についてご紹介しました。うどんやそばなどのつゆ以外にも肉じゃが、おひたしなどにも使える万能調味料。切らしてしまったときは、少量であれば自宅にある調味料で代用ができますよ。手作りめんつゆもぜひトライしてみてくださいね。