何年もかかってたどり着いた自信作!濃厚でまろやか、コク深い味わい
レトロな喫茶店や洋食屋さんで出てくる、昔懐かしいスパゲッティ「ナポリタン」。日本生まれのスパゲッティということもあって、数あるパスタ料理のなかでも特になじみ深いですよね。食材も工程もシンプルで作りやすいため、おうちでよく作るという方も多いのではないでしょうか。
でも、お店のような味わいを出そうとすると、これがなかなか難しいもの。そこで今回は、とっても簡単に作れるのに、いつものナポリタンをランクアップさせてくれる人気レシピ、「まかないナポリタン」をご紹介します♪
こちらのレシピを考案したのは、四つ星ホテルでの勤務経験もある元シェフのガンガンさん。そのガンガンさんが何年もかかってたどり着いたという、自信のナポリタンです。濃厚でまろやか、奥深い味わいはまさにお店の味!
後半では、同じくガンガンさんの絶品パスタレシピをほかにもご紹介。併せてチェックしてみてくださいね♪
休日ランチに!「まかないナポリタン」の作り方
https://oceans-nadia.com/user/210130/recipe/440234
材料(1人分)
スパゲッティ 100g(レシピでは1.6mm、7分ゆでタイプを使用)
玉ねぎ 1/4個
ピーマン 1個
マッシュルーム 30g(ブラウン、ホワイトどちらでも可)
ウインナー 2本
Aケチャップ 50g
A牛乳 大さじ2
Aウスターソース 小さじ1
バター 10g
粉チーズ 小さじ1
※マッシュルームは、しめじやエリンギなどで代用してもOKです。
作り方
<下準備>
小さめのボウルやカップに、Aのケチャップ、牛乳、ウスターソースを計量して混ぜ合わせておきます。
1. 野菜やウインナーをカットする
玉ねぎを薄切りにします。ピーマンは縦半分に切り、へたと種を取ってそのまま薄切りにします。マッシュルームは石づきを切り落とし、2mm幅に切ります。ウインナーは3mm幅の斜め切りにします。
2. フライパンでウインナーと玉ねぎを炒める
フライパンにバターを溶かし、ウインナーと玉ねぎを中火で炒めます。
3. ピーマンとマッシュルームを加えて炒める
玉ねぎがしんなりしてきたら、ピーマンとマッシュルームを加えて炒めます。このとき少し色づくまで具材を炒めてあげると、香ばしさが出るそう。ただ、強火にすると焦げるので、あくまで火力は中火までにとどめておきましょう。
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、スパゲッティをゆではじめます(使用するスパゲッティの袋の表記通りの時間)。お湯の塩分濃度は1%がベストです!
4. 混ぜておいたソースをフライパンに加える
全体に火が入ったら、下準備で合わせておいたAのソースを半量加え、中火で1分ほど混ぜながら加熱します。ソースを煮詰めることで、ケチャップの酸味を飛ばします。1分ほどの加熱で十分ですよ。
スパゲッティがゆで上がるまで、フライパンの方は火を止めて待ちましょう。
5. スパゲッティと残りのソースを加える
ゆで上がったスパゲッティと、残りのソースをフライパンに加えて、中火で全体を混ぜ合わせます。
6. 皿に盛って粉チーズをふる
皿に盛り、粉チーズをふれば完成です!
編集部スタッフも作ってみました!
休日ランチとして、編集部のスタッフも実際に作ってみました。特に変わった食材も難しい工程もなく、とっても簡単にできましたよ!
ソースは最初に混ぜ合わせておくので、パスタを作り慣れていない方でも途中で慌てずに済みます。ソースを2回に分けてスパゲッティと混ぜ合わせるのも、簡単にソースが全体に絡んでいいなと思いました。ちょっとしたことですが、手早く作りたいパスタには意外と大事なポイントですよね。
さて、湯気のたつアツアツのうちに食べてみましょう! いただきまーす♪
ひと口食べてまず感じたのが、スパゲッティに絡むソースの、そのまろやかさ。牛乳とほんの少しのウスターソースのおかげで、ケチャップのコクにクリーミーな甘みと奥行きが加わり、深みのある味わいが口の中を満たします。ジャンクでパンチがあるというよりは、どこかに上品さもある優しい感じ。
1分ほど煮詰めたことも効いているのでしょうか、ケチャップ特有の尖った酸味をまるで感じさせません。スタッフの4歳の子どもも一緒に食べたのですが、トマトの酸味が苦手な娘もこちらは美味しそうにパクパク完食してくれました!
軽く焦げ目が付くくらい十分に炒めたソーセージ、玉ねぎ、ピーマンといった具材もうま味をたっぷり添えてくれ、スパゲッティを運ぶ手が止まりません。
ナポリタンといえばちょっとふやけてもっちりした麺のイメージがありますが、こちらは普段のパスタ感覚で食べられて個人的には大好きですね。簡単に失敗なく作れるし、またリピートしたいと思います♪
●詳しいレシピはこちら
元料理人の賄いナポリタン
いかがでしたか? 今回は、簡単にお店の味が楽しめるガンガンさんの「まかないナポリタン」をご紹介しました。特別な材料もテクも不要、おうちにあるもので作れるのでぜひ試してみてくださいね!
休日ランチに♪ガンガンさんの「絶品おうちパスタ」5選
味付けは白だしにおまかせ!小松菜の和風パスタ
https://oceans-nadia.com/user/210130/recipe/454712
なんと味付けが白だしひとつで決まってしまう、超簡単な和風パスタです。具材も小松菜、ベーコン、しめじとお財布に優しい冷蔵庫のスタメン。あらかじめ材料を切って冷凍しておけば、10分くらいでできちゃいますよ。まさに我が家の定番になる、そんな一品です♪
●詳しいレシピはこちら
【白だしで】簡単!小松菜の和風パスタ
香り豊かなハーモニーを楽しむ♪4種きのこのクリームパスタ
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しめじ、まいたけ、エリンギ、マッシュルームと4種のきのこを堪能できる、絶品クリームパスタがこちら。焼き付けて香りを引き出したきのこに濃厚なクリームソースが絶妙に調和し、まさにレストランの味わい。きのこソースはハンバーグやムニエルにかけるのもおすすめですよ。
●詳しいレシピはこちら
【意外と簡単】プロ直伝!旨味爆発4種きのこのクリームパスタ
みんな大好き!アスパラとエリンギのガリバタ醤油パスタ
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アスパラとエリンギを使って、パパッと作れるパスタ。みんなが大好きなガリバタ醤油味で、家族が喜ぶこと間違いなし♪ 香りが特徴的なアスパラとエリンギはしっかり焼いて香ばしく。ソースの醤油は一度煮立たせると風味が引き立ち、より美味しくなりますよ。
●詳しいレシピはこちら
【簡単プロの賄い】アスパラガスとエリンギのガリバタ醤油パスタ
チーズに加わる辛味がアクセント!明太カルボナーラ
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クリーム系パスタの中でも人気の高いカルボナーラと明太子のハイブリットパスタ。パルミジャーノチーズのコクや塩味に加わる、明太子の辛味がアクセントに。日本酒や白ワインに合う味わいなので、おつまみにしてもいいですね♪
●詳しいレシピはこちら
【プロのおうちパスタ】絶品!明太カルボナーラ
夏に食べたい!ズッキーニととうもろこしのガリバタ醤油パスタ
https://oceans-nadia.com/user/210130/recipe/463916
代表的な夏野菜、ズッキーニととうもろこしを掛け合わせたパスタです。この2つの夏野菜にバター醤油の味付けが合わないわけがありません。旬の野菜の甘みがたまらなく美味しい一品です。にんにくの香りも食欲をそそりますよ。
●詳しいレシピはこちら
【甘味全開!】ズッキーニととうもろこしのガリバタ醤油パスタ
辻調理師専門学校を卒業し、四つ星ホテルでのシェフ経験もあるガンガンさん。現在はフリーランスの料理家として、企業向けのレシピ開発や動画制作のほか、生産者PRや料理教室の講師など、料理や食に関わる仕事に幅広く携わっています。
ガンガンさんは、「料理は人の心に訴えかけるひとつのツール」であるととらえ、食べてくれる人に寄り添う心を大切にしながら料理をされているそう。料理を通して家庭に団らんが生まれるようにと願いながら、日々レシピを考案されています。
「どこでもそろう身近な材料を、簡単なひと手間でぐっと美味しく」をモットーにしたガンガンさんのレシピは、誰もが作れるほど簡単でシンプル、そして繰り返し作りたくなる美味しい家庭料理ばかり。レシピのポイント欄にさりげなく書かれている、簡単なのに確実に料理の味を底上げしてくれるプロの技は必見ですよ。
Instagramでは、レシピの手順をわかりやすく解説した料理動画も。美味しそうなにおいや湯気が漂ってきそうな料理工程はもちろん、落ち着いた語り口とプロならではの手際の良さは、眺めているだけでも楽しいですよ。
ガンガンさんのほかのレシピが気になった方は、ぜひレシピルームやInstagramもチェックしてみてくださいね!
ガンガンさん
レシピルーム https://oceans-nadia.com/user/210130
Instagram https://www.instagram.com/gngn_cooking