ベトナム・スイーツの Che dau xanh bot bang を更に簡単な作りやすいレシピにしました。 小豆のお汁粉は小豆を煮るところから始めると時間がかかりますが、 この皮むき緑豆のお汁粉は、浸水の必要もなく、作り始めてから20分で仕上がります。 乳製品、小麦アレルギーの方にも楽しんで頂けるスイーツです。 皮むき緑豆の薬膳の効能としては、消炎・吐き気止め・血糖値の上昇抑制・利尿・精神の安定などに効果があるとされています。 ぱぱっと作ってゆったり味わって下さいね。
緑豆はタンニンを含んでおり、鉄鍋で煮るとタンニンが鉄と反応してスープの色が黒くなりますのでご注意を。 また、工程1でも紹介していますが、浸水しづらいタイプのタピオカもありますので、まず、皮いた状態で潰れるかを御確認下さい。 あと、浸水出来たかどうかも、何粒か指で潰していて、潰れるようなら浸水できた証拠です。
まず、小粒タピオカをひたひたの水(分量外)に浸して吸水させます。 メーカーによっては「お前、実はBB弾!?」という位に固いものもあるので、そのタイプのタピオカをお持ちの方は、作り始める1時間前位から浸水させておいた方が、失敗しないと思います。
皮むき緑豆をさっと洗って分量の水と一緒に鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら吹きこぼれない程度に火を弱め、15分、アクをとりつつ、時々かき混ぜ、水が少なそうなら差し水もしながら煮ていきます。
緑豆が柔らかくなったのを確認したら、タピオカの水気をざっと切ってお鍋に入れ、タピオカの中心部が多少白い位まで煮ます。
タピオカが加熱されたら(画像参照)、砂糖、塩とココナッツミルクのうち半量、100mlを加えてひと煮たちしたら、器に入れます。
次に、お鍋を洗って、上にかけるココナッツミルクを作ります。 お鍋に残りのココナッツミルク100mlと上新粉を入れてよく混ぜてから中火で加熱し、トロリとしてきたら火からおろしてお汁粉の上にふんわりかけます。
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サクライチエリ
タイで8年間、料理教室コーディネーター、料理教室主宰、お料理コラム執筆等のお仕事をしてきました。 日本帰国後は、自宅キッチンで「心と体が軽くなる」超本場級タイ料理教室を主宰し、ハーブの癒しと人の和を広める活動や、子供向けおやつ教室などの活動を行っています。 日本各地の美味しいい食材を使ったアジア料理のレシピ開発なども得意。 Nadiaでは、タイ料理の基本である「フライパン1つでぱぱっと作れる」ラクチン料理や、普段の食卓に気軽に取り入れられる「ちょこっとエスニック」、アレルギー対応可の、ゆるゆるアジアンスイーツ等のレシピを発信していきます。