子供も大人も大好きなチリソース味で、家族みんなで楽しみながら食べられる一品。 骨付きのお肉と、大きめにカットした噛みごたえのある野菜なので、自然と食べる速度がゆっくりになります。 食物繊維も豊富なので、糖質の吸収がゆっくりになります。
鶏手羽中を焼いている(手順3)時に、野菜を切ると効率が良いです。 手羽中に片栗粉をまぶすことで、ふっくら仕上がります。 鶏にまぶした片栗粉とおくらで、チリソースに自然にとろみが付き、味がよくからみます。
鶏手羽中は、Aの塩をふって、片栗粉をまぶしておく。
エリンギとパプリカは長さ半分のスティック状に切る。 たけのこは、食べやすい大きさのくし型に切る。 おくらは、表面を塩でこすって洗い、ヘタを取り長さ半分の斜め切りにする。
フライパンに油を入れて中火にかけ、鶏手羽中にこんがり焼き色を付ける。 中まで火が通ったら、一旦取り出す。
同じフライパンに、足りなければ油少々を足し、にんにくと豆板醤を弱火で炒める。 香りがたったら、中火にして、2の野菜をすべていれてさっと炒める。
鶏手羽中を戻し入れ、よく混ぜたBを加え、沸騰後、蓋をして弱めの中火で1〜2分煮ておくらに火を通す。 ふたを取り、火をやや強め水分を飛ばし煮詰めたら、ごま油を回し入れる。 味を見て足りなければ、塩を適宜加える。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。