三重県の郷土料理である手こね寿司を、脂ののった戻りかつおで。 通常のちらしより簡単で時短! 漬けにしたかつおの旨みと、薬味の爽やかな香りがポイントです。 かつおはカルシウムの吸収を助けるビタミンD、代謝を助けるビタミンB群、鉄分、血液をサラサラにするEPAやDHAなどが豊富です。
たくさんの薬味とつけ汁を酢飯に混ぜ込むのがポイント。 かつおは通常の刺身より薄く切るので寿司飯とよくなじみ、食べやすいです。 かつおの他に、マグロ・アジ・ブリ・鯛・サーモンなどでも美味しいです。
ボウルにAを混ぜ合わせてつけ汁を作り、大さじ1/2(ご飯に混ぜ込む用)を別の器に取っておく。 かつおを、通常の刺身よりやや薄い5mm厚さに切ってボウルに入れ、つけ汁によくからめ、冷蔵庫で10〜15分漬ける。 ※好みによりますが、長く漬けすぎると、塩辛くなり身がしまって固めになるので、時間がきたら、つけ汁から取り出しておきます。
炊飯器に洗った米を入れて、すしめし2カップの目盛りに合わせて水を入れて普通に炊き、寿司桶か大きいボウルに移す。 Bを合わせてすし酢を作り、ご飯に加えて、うちわであおぎながら手早く混ぜ、粗熱を取る。
3のすし飯に、万能ねぎの半量、しょうがの甘酢漬け、青じそ、炒りごまを混ぜる。
続いて取り分けておいたつけ汁も加え、さっくり混ぜる。
次に、2のかつおの半量を汁気を切って加えて、身を崩さないように混ぜる。 残りのかつおを並べ、トッピング用に取っておいた万能ねぎ、手でもみほぐした乾燥あおさを散らす。
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2023/07/09 16:43
2021/07/25 09:41
2016/01/09 22:03
河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。