スポンジ型がなくても天板ひとつで作れるショートケーキです。生地のスライスも丸型より簡単、生クリームはナイフで動きがあるように塗るのでナッペが苦手な方にもおすすめです。
・湯煎で泡立てるときは50度以上になると、キメの粗いもろい生地になるので注意。 ・Aが冷めていると生地に混ざりにくいので湯煎したフライパンに入れておく。 ・生地を天板に流すときは低い位置から入れる。
薄力粉は2回ふるっておく。 オーブン天板にオーブンシートを敷いておく。 Bの水と砂糖を耐熱容器に入れ500wのレンジで2~30秒加熱し、ラム酒を加える。 フライパンに湯をわかしAを耐熱容器に入れ湯煎する。 オーブンを180度に予熱する。
ボウルに卵を入れハンドミキサーでざっとほぐし、砂糖を加え60度くらいの湯煎にあてながら泡立てる。生地が40度くらいになったら湯煎からはずし、白くもったりと羽ですくい線を描いてやっと消えるくらいまで泡立てる。低速で1分間泡立てキメを整える。
2のボウルに薄力粉をふるい入れ、ゴムベラで底からすくうように切り混ぜる。やや粉っぽさが残るくらいで、50~60度くらいのAをゴムベラで受けるようにして散らし、つやが出るまで切り混ぜる。
3を天板に流し、表面を平らにならしたら台の上に数回落とし空気抜きをする。オーブンで12分程度焼く。粗熱を取りオーブンシートはつけたままラップをしておく。生地を焼いている間にいちごをスライスする。(10粒くらい飾り用に残し、縦3枚にスライス)
Cをボウルに入れ氷水をあて、角がおじぎするくらいまでハンドミキサーで泡立てる。
生地にBをハケで塗り、十字に切り分ける。生地に生クリームを塗りいちごをのせ生クリームを塗る。これを3回繰り返し、表面にクリームをナイフで動きがでるように塗る。いちごやチャービルを飾り付ける。
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佐々木ちひろ
食品会社のフードコーディネーター、料理家のアシスタントを経てフリーランスの道へ。企業へのレシピ提案、TV・ラジオ番組の料理、Web・カタログ撮影などを中心に活動中。 気軽に作れるおもてなしの料理とお菓子のレシピが得意。