天板で焼いたスポンジ生地を使って作るグラスデザートです。市販のスポンジやカステラ、いちごジャムなどを使っても気軽に作れます。
スポンジを事前に焼いておけば、組み立ては簡単にできます。スポンジを乾燥させないようほんのりあたたかいうちにラップをしてください。小さなグラスを使ったのでいちごも小ぶりのものを用意しました。
Aの材料でスポンジを焼く。卵は卵黄と卵白に分け卵黄は室温に、卵白は冷蔵庫に入れておく。粉をふるっておく。天板にオーブンシートを敷いておく。(天板参考サイズ27×31cm)
ボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーの羽ですくっては落とし、コシを切る。ざっと低速で混ぜ、砂糖を大さじ1ずつ3回に分けて加えて角がしっかり立つまで泡立てる。
別ボウルに卵黄と残りの砂糖を入れ、ハンドミキサーは洗わずに、白くもったりするまで泡立てる。サラダ油、牛乳を加えそのつどよく混ぜる。
3のボウルに、粉をふるい入れ、ゴムベラで底からすくうように切り混ぜる。粉っぽさがなくなったら2を3回に分けて入れ泡をつぶさないよう切り混ぜる。
天板に流し、表面を平らにならして台の上に数回落とし空気抜きをする。180度に予熱したオーブンで12分焼き、竹串を差して何もついてこなければ焼き上がり。粗熱が取れたらラップをかけておく。
Bの材料でいちごのコンフィチュールを作る。いちごを1㎝の角切りにし、小鍋に砂糖とともに入れ中火にかける。潰すように混ぜとろみがついてきたらレモン汁を加えて火を止める。
Cの材料でクリームを作る。ボウルに生クリームを入れ、氷水にあてながらハンドミキサーで角がおじぎするくらいまで泡立てる。
別ボウルに卵黄と砂糖を入れ、ハンドミキサーで白くもったりするまで泡立てる。ラム酒、マスカルポーネチーズを入れそのつどよく混ぜる。7を3回に分けて入れよく混ぜる。
組み立てる。グラスを使いスポンジを6枚型抜きする。いちご(12個)はヘタを取り縦半分に切る。グラスにいちご(2個分)を断面が外になるよう入れ、クリーム、スポンジ、コンフィチュール、クリームの順に入れ残りのベリーなどで飾り付けする。
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佐々木ちひろ
食品会社のフードコーディネーター、料理家のアシスタントを経てフリーランスの道へ。企業へのレシピ提案、TV・ラジオ番組の料理、Web・カタログ撮影などを中心に活動中。 気軽に作れるおもてなしの料理とお菓子のレシピが得意。