南仏ニース名物、具だくさんサンドイッチ。 ニースの方言で「ぬれたパン」という意味の特大サンドイッチ。 その名のとおり、パンにたっぷりとオリーブオイルをふりかけ、みずみずしい野菜を挟んでしっとりとさせるのが特徴です。
作り立ても美味ですが、さらに30分以上おくと、水分をほどよく吸ったパンと具が一体化しておいしさが増します。
パンは横方向に2等分に切り離し、それぞれの切り口につぶしたにんにくをこすり付けて香りをつけ、スプーンなどで全体にオリーブオイルとバルサミコ酢を塗る。
トマトは5mm幅の輪切り、玉ねぎはみじん切りにする。ツナは油を切る。ゆで卵は殻をむき1cm幅の輪切りにする。これらに塩、こしょうをふり下味をつける。黒オリーブとアンチョビは2等分する。
1のパンの半分に、一口大にちぎったサラダ菜を敷き、2の具をのせる。オリーブオイル(分量外)を少々かけ、もう半分のパンをかぶせて軽く押さえ、上からピックを突き刺して具をしっかり固定させる。これを2個作る。
ラップで包んで少し時間をおき、パンと具が馴染んだら食べごろ。
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神崎則子
ル・コルドン・ブルー東京校グランディプロム取得。 神奈川県藤沢市にて「フランス家庭料理教室 アン・プチ・プ」主宰。 バターや生クリームを極力使わず、旬の野菜をオリーブオイルで調理する南仏料理を中心とした、日本の家庭でも簡単に作れるヘルシーなレシピを提案。 •一般社団法人日本豆腐マイスター協会理事 •豆腐マイスター講座料理認定講師 •イタリアAISO認定オリーブオイルソムリエ