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  • 公開日2016/09/10
  • 更新日2016/09/10

これから流行る注目食材!美容にもいい「ルバーブ」の秘密

今注目を集め始めている「ルバーブ」をご存知ですか? 食物繊維たっぷりで腸をキレイにしてくれるという女性に嬉しい効能も持っている食材です。ルバーブの味やアレンジレシピについて丹下慶子さんに紹介していただきました。

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これから流行る注目食材!美容にもいい「ルバーブ」の秘密

 

「ルバーブ」をご存知ですか?

ルバーブは、ヨーロッパで古くから人気の野菜。酸味がとても強いので、ジャムやコンポートにするのが一般的な食べ方です。食物繊維が豊富で整腸作用があるほか、美肌に効果的なビタミンCも含み、今注目の野菜のひとつです。そのルバーブについて、栄養や効能、調理法まで、詳しくお伝えしたいと思います。

 

果物?野菜?「ルバーブ」の正体とは

ルバーブはタデ科ダイオウ属の多年草で、生薬・漢方薬として知られる大黄(だいおう)の一種「ショクヨウダイオウ(食用大黄)」です。

葉はシュウ酸を多く含むために食べず、茎を果物と同様に砂糖で甘みを付けてジャムなどの食用にします。

砂糖と相性がよく、主にデザートとして食べられることが多いため、果物と思われがちですが、シベリア原産の寒冷地向きの西洋野菜で、日本では長野県が主な産地です。

長野県では4月下旬~10月上旬頃まで収穫され、5月~10月くらいまで出回りますが、太くてやわらかく、最も美味しいものが出回るのは梅雨時期と言われています。ルバーブにはいくつか品種がありますが、大きく分けて赤いタイプと緑のタイプがあります。味に違いはありませんが、赤いタイプは、ジャムにしても鮮やかな色が残るので人気があります。

 

ルバーブは美容効果抜群!

ルバーブには腸内環境を整える食物繊維がたっぷり含まれているため、大腸がん予防や便秘解消に効果的です。腸をキレイにすることは、美肌にもつながるので、食物繊維が豊富なのは注目すべき点です。

また、体内の余計なナトリウムを排出し、高血圧や生活習慣予防、むくみ防止に効果的なカリウムも豊富です。他にも、抗酸化力があり、肌の老化防止や風邪を予防するビタミンC、骨や歯の元となるカルシウムも多く含みます。

 

酸味を活かしたルバーブジャムの作り方

では、実際にルバーブの調理法をご紹介します。ルバーブは、そのままだと酸味が強く、また加熱すると煮崩れしやすいため、ジャムやコンポートにするのがオススメです。

皮ごと食べられるので、剥かずに調理します。今回使用したルバーブは、緑色のタイプです。

よく洗ったルバーブを、1cm幅に切り、ボウルに入れて分量の砂糖をまぶし、2時間以上置きます。

一晩くらい置くとしっかり水分が出てきます。これを中火にかけて煮詰めます。

アクが出てきたら丁寧にとります。5分ほど煮ると、煮崩れてあっという間に完成。

くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/11808/recipe/141915

 

デザートから肉料理まで!ルバーブのアレンジレシピ

ルバーブの特徴は食欲をそそる甘酸っぱさ。チーズやヨーグルトなどの乳製品と相性がよく、食欲がない朝でもさっぱり食べられます。ルバーブに含まれるビタミン、ミネラルに乳製品の良質なタンパク質が加われば、疲労回復や体力アップにも効果的です。また、ルバーブジャムの酸味は、様々な料理のアクセントや隠し味になります! そんなルバーブの活用方法をご紹介します。

 

ルバーブとパルミジャーノ・レッジャーノのチーズケーキ

https://oceans-nadia.com/user/11808/recipe/142565

濃厚なチーズケーキと爽やかなルバーブの酸味の相性は抜群です!

くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/11808/recipe/142565

 

ステーキに!ハンバーグに!ルバーブの赤ワインソース

https://oceans-nadia.com/user/11808/recipe/142566

デザートだけでなく、肉料理にも使えるルバーブ。ほんのり甘酸っぱいソースがボリューム満点のお肉とよく合います。

くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/11808/recipe/142566

ルバーブについて、興味をお持ち頂けましたでしょうか? 手に入ったら是非様々なお料理に活用してくださいね。

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