自宅で茹でた新鮮な筍は、市販の真空パック品とは別格のおいしさがあります♡ やわらかい穂先は軽く揚げ焼きをして香ばしさをプラス。ワンランクアップの春の味わいです。 薬膳的にタケノコは解毒の働きが。むくみが気になる方にもオススメです。
*生のタケノコは新鮮なものを選びましょう(鮮度が悪いとエグミが増します) *下茹で後の保存は冷蔵庫で。水は毎日入れ替えて、4〜5日で食べきるのがベターです。 *素揚げの植物油は、キャノーラ油やグレープシードオイルなどクセがないものを使用。 *油の量は5ミリくらいの深さでOKです。
筍の先端を斜めにカットして、縦方向に切れ目を入れる。(鍋に入りきらない時は、7〜8枚外皮を剥き、根元から1/3くらいのところで切り分ける)
【下茹で ①】 BUYDEEM薬膳マルチポット本体にA 筍1本、米ぬか大さじ2、水1リットルを入れて蓋をし、90分ボタンとスタートを押す。 ※または鍋にA 筍1本、米ぬか大さじ2、水1リットルを入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして90分茹でる。
【下茹で ②】 アラームが鳴ったら、竹串を刺して硬さをチェックする。スーッと刺さる柔らかさになっていたら下茹で完了。 ※鍋で茹でる場合も同様に90分後に竹串で硬さをチェックする。
【下茹で ③】 そのまま2〜3時間放置した後、水洗いする。 穂先の残りの皮はひねるようにするとキレイに剥ける。 清潔な保存容器に移し、ひたひた量の水を張り冷蔵保管。 ・柔らかい穂先は素揚げやさっと煮に。 ・硬い根元は炒め物やしっかり煮に。 ・先端の姫皮はお吸い物に。
【素揚げ ①】 穂先を縦方向に放射状にカットして、水気を拭く。
【素揚げ ②】 フライパンに植物油を熱し、カットした穂先をさっと揚げ焼きにする。油を切って盛り付け、花椒パウダーと天然塩をかけていただく。
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タナカトウコ
広告会社勤務を経て、現在はフードプロデューサーおよびライターとして活動。企画プロデュース、コンサル、レシピ開発、コラム執筆の他、アート・野菜果物・食育を融合したワークショップ等もゆるやかに開催。モットーは「かわいく、たのしく、おいしく、ヘルシー」。野菜ソムリエプロ、漢方カウンセラー、養生薬膳アドバイザー等の資格を合わせ持つ。書籍に「毎日おいしいトマトレシピ」「日本野菜ソムリエ協会の人が本当に食べている美人食」「旬野菜のちからー薬膳の知恵から」等がある。