わかめやこんぶなどの海藻類はミネラルや食物繊維が豊富な食材の代表格。価格もお手頃、おまけに調理もしやすいので、これを毎日のおかずに使わない手はありません!
でも、何に使えばいいの…? そんな風に思っている人も多いはず。そこで今回は、いつもとはちょっと違う、海藻類を使ったがっつりメインのおかずレシピを紹介します!
混ぜて焼くだけ!わかめと豆腐のチヂミ
子どもから大人までみんな大好きなチヂミ。
木綿豆腐にわかめをたっぷり入れた生地をフライパンで焼いて仕上げます。ふわふわとした豆腐の食感にわかめの歯ごたえと風味が加わった、ふわっこりっという歯ごたえは、クセになりそう!
わかめと豆腐のチヂミ
<材料>(直径7cmくらいのもの8個分)
木綿豆腐 1丁(350g位)
わかめ 乾燥10g(戻して50g程度)
A 薄力粉 大さじ6
A ごま油 小さじ1
A しょうゆ 小さじ1
A にんにく(すりおろし) 小さじ1
A しょうが(すりおろし) 小さじ1
A たまご 1個
ごま油 小さじ2
酢醤油 お好みで
<下準備>
・豆腐はペーパーで10分ほど包み、軽く水分を拭き取る。
☆2~4等分に切ってぺーパーで包むと水分が取れやすい。
・わかめはたっぷりの水(分量外)で戻し、水気を絞る。大きければ2cm×2cm位に切る。
<作り方>
①木綿豆腐をちぎり、わかめ、Aを入れて豆腐をつぶしながらよく混ぜる。
②8等分の平たい丸形にして、ごま油を熱したフライパンで両面焼く。
③お好みで酢醤油をつけて食べる。
くわしいレシピはこちら
●『わかめと豆腐のチヂミ』
きざみ昆布で☆豚ばら肉と昆布の炒め物
刻み昆布を使ったことはありますか?
刻み昆布は千切りにした状態で売られているので、とっても便利なんです。
水に5分ほどつけて少し柔らかくし、2~3度水を変えながら揉むようにして洗って水気を切って使います。煮物などに入れることが多いですね。
刻み昆布がない場合、だしを取った後の柔らかい昆布を千切りにしても代用できます。
そして、昆布と豚肉の相性は抜群!
ブロックの豚ばら肉を切って焼き、戻した刻み昆布と一緒に、甘辛く炒めます。お酢を少し加えることでコクが出るだけでなく、昆布がさらに柔らかくなって食べやすくなるんです。唐辛子も加えてチョイ辛にすれば、お酒もすすむ~♪
豚バラは薄切り肉でもOK。使いやすい方でお試しくださいね。
豚ばら肉と昆布の炒め物
<材料>(4人分)
刻み昆布 15g
豚バラ塊肉 250g
ごま油 小さじ2
赤唐辛子 2本
A 酒 大さじ2
A しょうゆ 大さじ1
A 砂糖 小さじ2
A みりん 小さじ2
A 酢 小さじ1
<下準備>
・刻み昆布は5分ほどたっぷりの水(分量外)につけ、水を2~3回変えて揉み洗いする。水気をしっかり絞る。
・豚バラ塊肉は1cm弱の幅に切る。
<作り方>
①フライパンにごま油、種を除いた赤唐辛子を入れて弱火にかける。いい香りがしたら、中~強火にして、豚ばら肉を加えて両面に焼き色をつける。
②刻み昆布を加えて全体を混ぜながらさっと炒める。
③Aを加えて軽く煮詰める。
くわしいレシピはこちら
●『豚ばら肉と昆布の炒め物』
揚げておいしい!あおさとささみのかき揚げ
海藻の中でも特に香りが引き立つあおさのり。スーパーでは乾燥したものが売られています。
お味噌汁に入れるのはもちろん、お湯を注いで塩としょうゆを加えるだけで簡単なスープになったりと、じつはとっても使い勝手のよい海藻。
ここでは、天ぷらの衣に加えて、鶏ささみとかき揚げにしました。あおさは乾燥したまま加えても衣になじんで柔らかくなります。ぜひ塩で召し上がってください。
あおさとささみのかき揚げ
<材料>(4人分)
あおさ ふたつかみ(約5g)
A 卵1個に水を足したもの 120cc
A 薄力粉 大さじ8
鶏ささみ肉 6本
サラダ油 適量
<下準備>
・鶏ささみ肉は筋を取って3cm幅に削ぎ切りにする。
<作り方>
①Aをボウルでさっくり混ぜ、あおさを乾燥したまま加えて混ぜる。
②鶏ささみ肉を加えて混ぜる。
③小さなおたまやスプーンですくい、170℃に熱したサラダ油に入れて揚げる。
くわしいレシピはこちら
●『あおさとささみのかき揚げ』
これまで料理にあまり海藻を使わなかった方も、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。
関連コラム
・野菜高騰に負けない!乾物で作るボリュームおかず
・じつは栄養満点!コリコリ食感がたまらない、きくらげレシピ8選
・想像以上!?ひじきの嬉しい栄養価&便利でおいしいレシピ