鶏むね肉は、脂の少ない肉ですから、そのまま調理したら、当然パサつきます。 ジューシーに仕上げる方法は、いくつかありますが、このやり方ならば、肉汁を閉じ込めたまま、ワインやソースを染み込ませることが出来ます。 これで、もぉ二度と、鶏むね肉はパサつかない!・・・はず・・・
【切り方】鶏肉の繊維を断つように切りましょう。また叩いて繊維を壊すことで、ボソボソ感をより抑えられます。 【小麦粉】パサパサさせない秘訣は小麦粉!隙間なく満遍なくつけることで、肉汁を閉じ込めます。 【バター】レンジで加熱し分離させて、上澄みから先に使うことで、焦げ付きが防げます。 【焼き方】あんまりお肉を触りすぎないこと。お肉の周りが白くなってきたら焼き色を確認し、ひっくり返します。
・ニンニクは皮を剥いて芯を取り、縦半分に切っておく。 ・バター30gを耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけて、レンジで溶かし(500Wで20秒程度)、分離させておく。
鶏むね肉は皮をはがし、6枚のそぎ切りにする。 ラップを広げて肉を並べ、ラップをかぶせ、軽くたたいて厚みを揃えておく。
1の鶏肉に塩コショウし、小麦粉をつける。
フライパンにレンジで分離させたバターの上澄みとにんにくを入れて中火で加熱し、にんにくの香りがしてきたら鶏肉を入れる。 焼き色が付いたら裏返し、少し火を弱めて裏面にも火入れる。
3のフライパンの脂を、ペーパータオルなどで軽く拭き取り、火を中火に戻し、白ワインを振りかけ、醤油ポン酢を入れて全体に絡めたら、鶏肉を先に盛り付ける。
フライパンに残った醤油ポン酢に残りのバター(レンジで分離させた残りと、最初に分けた10gのバター)を入れて混ぜ、味を調えて鶏肉にかける。
400616
森野熊八
16歳から包丁を握り、大学卒業後、フランス料理、イタリア料理の修業をし、 料理学校の西洋料理担当教授として活躍をしたという経歴を持つ。 1990年より〈料理の作り方を歌詞にして、歌いながら料理を作る〉というパフォーマンスを考案、 料理教室やライブハウスなどで「森野熊八クッキングショー」として活動し注目を集める。 テレビにおいても、料理に対する熊八独自の視点とアイデア、その軽妙な話術で数多くの番組に出演、 “料理をより身近なものに” というポリシーのもと、楽しくて美味しい「クッキングショー」も展開している。 近年は、NTV「遠くへ行きたい」などのグルメリポーターや、NHK教育「ひとりでできるもん!どこでも クッキング」などの子供向け番組にも出演、料理教室、トークショーや講演では、既成の栄養学にとらわれない 熊八流食育を提案するなど、さらに活躍の場を広げている。 森野熊八、料理研究家ヤミー、料理研究家きじまりゅうた、料理家本田よう一による 【TOKYO料理部!】としてイベントを開催。【TOKYO料理部】としてレシピ単行本 「この一冊があれば!毎日おいしい野菜のおかず500」を2016年6月発売。 また、森野熊八が手がける初の食育絵本 『みなみのしまのカウカウ カイじいさんとおおきなさかな』を2016年7月に発売した。 ★LFネット『森野熊八グルメタイム~日本全国うまい、うまい!~』(5局ネット)好評放送中!