ロシアのポテトサラダは、種類が豊富。この層になるように重ねて、上にビーツをのせるサラダは、本来はニシンを間に挟む料理。“毛皮のコートを着たニシン”という意味の「セリョートカ・ポド・シューボイ」といいます。ニシンは手に入りにくいので、かわりにロースハムを挟んでます。鮭缶や人気のサバ缶などで作ってもいいかも。とにかくビーツの色がとってもかわいいし、おもてなし感満載なので、ぜひぜひクリスマスに!
セルクルがなければ、牛乳パックなどをリング状にしてもOK。1人分ずつではなく、お皿に層になるように重ねるだけでもOKです。
じゃがいもは皮付きのままラップに包んで電子レンジ(600w)で3分、裏返して3分加熱し、柔らかくなったらザルにのせてゴムベラでつぶし、塩こしょうを加えて混ぜる。(うらごししなくてもマッシュしてあればOK)
お皿にセルクル(直径7㎝)を置き、底にマッシュポテト1/4量を敷き詰め、マヨネーズを塗る。その上にゆで卵の白身1/4量を敷き詰めてマヨネーズをぬり、玉ねぎ1/4量→ロースハム1/4量→マヨネーズ→ビーツを重ね、セルクルをぬいて、ゆで卵の黄身をトッピングする。ベビーリーフを飾って完成!
368312
ヤミー
世界を旅する、料理研究家。輸入食材店に勤務しながら料理ブログをスタートして話題となり、現在はテレビや雑誌、企業のレシピ開発で活躍の他、ベストセラーとなった著書多数。近著に『ヤミーさんのおうちで世界一周レシピ』『ワンボウルクッキング』(いずれも主婦の友社)。NHK「きょうの料理」や、冠番組「ヤミーのレシピ帖」(長野朝日放送)などのテレビ出演、少人数制料理教室「Yummy‘s Cooking Studio」を主宰するなど、輸入食材の知識を活かして、世界中の料理を日本の家庭で作れる簡単レシピにするのが得意。 最近は日本一のカルディマニアとしてもテレビやラジオ、雑誌などでも活躍している。