昭和の家庭科で習ったブラウンルーから作る、懐かしのポークカレーです。 家庭科で作ったときは市販のルーカレーの方が美味しいと思っていましたが、カレー粉で作るカレーの味は、優しくて懐かしくて、ホッとする味です。 昭和を懐かしんで作ってみませんか?
※コンソメは、顆粒のものでもOKです。200〜300mlのスープができるくらいの量で、濃さはちょうど良いです。
具を煮る 鍋にサラダ油をひき、玉ねぎ、おろしにんにく、おろししょうがを炒め、香りが立ったら豚肉を入れて色が白く変わるまで炒める。じゃがいも、にんじんを入れて炒め合わせ、水とコンソメを加えて沸騰したら、火を弱めて具に火が通るまで10分ほど煮る。
ブラウンルーを作る フライパンにバターを入れて中火にかけ、バターが溶けたら薄力粉を加えて炒める。濃い茶色に色づくまで炒めたらカレー粉を加えて軽く炒め、2のスープを少しずつ加えてのばす。
仕上げ 2に3のルーを加えてよく混ぜ、とろみがつくまで煮込む。トマトケチャップとしょうゆを加えて味をみ、塩でととのえる。ごはんとともにお皿に盛り付ける。
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ヤミー
世界を旅する、料理研究家。輸入食材店に勤務しながら料理ブログをスタートして話題となり、現在はテレビや雑誌、企業のレシピ開発で活躍の他、ベストセラーとなった著書多数。近著に『ヤミーさんのおうちで世界一周レシピ』『ワンボウルクッキング』(いずれも主婦の友社)。NHK「きょうの料理」や、冠番組「ヤミーのレシピ帖」(長野朝日放送)などのテレビ出演、少人数制料理教室「Yummy‘s Cooking Studio」を主宰するなど、輸入食材の知識を活かして、世界中の料理を日本の家庭で作れる簡単レシピにするのが得意。 最近は日本一のカルディマニアとしてもテレビやラジオ、雑誌などでも活躍している。