炊飯器に入れてスイッチポンで、しっとりとやわらかに仕上がります。 はちみつを揉み込むことで水分を閉じ込め、驚くほどジューシーに仕上がります。今回は使いやすいシンプルなプレーン味です。
■フォークで穴をあけるの、かなり大事な工程なので、しっかりとブスブス開けてください。 ■熱湯が少なすぎると、温度が下がって火が入りにくくなるので、たっぷりと注いでくださいね。 ■肉の厚みやサイズによって若干火通りに差が出ます。あまりに火通りがよくない場合は加熱時間を追加して調整してくださいね。 ■鶏むね肉は個体差があります。厚みがある部分はなるべく同じ厚さに整え、大きい肉を使う場合は保温時間を伸ばしてください。
鶏むね肉の皮を取り除き、フォークを使って両面に穴をあけます。 1枚につき塩小さじ1を両面にまんべんなく刷り込みます。
ジッパー付きの袋に入れ、はちみつを加えてしっかりと揉み込みます。しっかりと空気を抜いて密閉してください。 ※今回は小さいジップロックしかなく、1枚ずつ入れました。もちろん、大きい袋があればそれを使ってください。
炊飯器にジップロックに入った鶏肉を入れ、熱湯をかぶるくらいたっぷりと注ぎます。 少なすぎると冷めるのが早いので、今回は4~5合の水位まで注ぎました。
袋が浮いてくるときは、お皿をかぶせてください。 このまま【保温】モードで1時間待ちます。
1時間たって袋から取り出すとこんな感じです。写真では伝わりにくいですが、相当やわらかでしっとりジューシーです。 ジップロックに入ったまま冷まし、完全に冷めたら冷蔵庫で保存してください。
スライスしてしょうゆをちょこっとつけるだけで、本当においしいんです。サラダの具材や細かく割いてマヨネーズなどと和え、サンドイッチの具材にもどうぞ。
プレーンと言いつつ、今回はガーリックパウダーを少しプラスしました。ダイエット中で、野菜とサラダチキンだと心が折れそうなときは、ガツンと香りがするガーリックを使うと満足感がありますよ。 もちろん、はちみつと塩だけで充分おいしくなります。
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むっちん(横田睦美)
製菓学校を卒業後、都内のパティスリーに就職。その後、業務用製菓・調理道具店に勤める傍ら料理家のアシスタントを経験。 プロの料理人やパティシエとのやり取りをするうちに、より料理への知識を深める。 食品会社での営業・パティスリー向けのレシピ開発を担当。 𓇼 永遠の東南アジアトラベラー。アジア料理は作るのも食べるのも大好き。手作りの調味料が得意です。 𓇼 「お菓子作りは"理論"と"感覚"」とはいえむずかしく考えず、誰が食べても「シンプルにおいしい!」そんな料理やお菓子を提案しています。 𓇼 2021年5月初の著書となる『極上だれでパパッとごはん』を発売。