hoppeのステップスイーツ 【初級】は材料が少なく、手順も少なめ、作業時間もあまりかからないスイーツです。 作業時間や手間がかからずに作れるので、おもてなし料理のデザートとしてもおすすめです。 ゼラチン5gで作るパンナコッタはもっちりしっかりめの食感です。型から出さずに食べる場合はゼラチンを減らしてトロントとろける食感になる3g使用がおすすめです。 今後【中級】【上級】のスイーツもご紹介していく予定です。
牛乳とゼラチンを混ぜた後、冷やしてとろみをつけることが大切です。 温かいうちに生クリームを加えると油分が分離して冷やしても食感が悪くなることがあります。 このレシピで使ったゼラチンは「新田リーフゼラチンゴールド」標準使用量1000mlに対し21g(250mlに対し約5g)の物を使用しています。ゼラチンのメーカーなどによって標準使用量が異なりますので、商品の説明に従ってください。
板ゼラチンはたっぷりの氷水に5分ほど浸してふやかす。 ふやかす水は冷たいものを使わないとゼラチンが溶けてしまうことがあるので注意。また、たっぷりの水を使うことでゼラチン特有の臭みが出にくくなります。
十分ふやけて柔らかくなったら、水気を切る。 しっかりふやけていないと溶け残ることがあるので、全体が柔らかくなっていること。
牛乳を鍋に入れグラニュー糖を加え、あればバニラビーンズまたはバニラオイルも加えて火にかける。 鍋の淵からふつふつと沸き始めたら火を止める。
ふやかしたゼラチンを温めた牛乳に溶かす。 温めた牛乳の方にふやかしたゼラチンを加えても、ふやかしたゼラチンの方に牛乳を注いでもどちらでも大丈夫。
牛乳の膜やゼラチンのダマが残ることがあるので、できれば一度茶こしなどで濾すとよい。
ボールの底を氷水で冷やし、少しとろみがついてきたら冷たい生クリームを加えて混ぜる。
容器に注ぎ入れる。
よく冷やして完全に固まったら容器の底と側面が浸かるように熱湯に10秒ほど浸け、回りを少しだけ溶かす。(熱伝導の良い容器を使った場合は2~3秒浸けるだけでも簡単に出てくるので注意してください) 盛り付けたい皿に容器ごとひっくり返して載せ振動を加えるとつるんと出てきます。
好みの果物やジャムなどを飾ると華やかになります♪
型出しせずに食べる場合はゼラチンの量を減らすとよりくちどけよくトロンとした食感に作れます。 3gまで減らすとギリギリ固まったクリームのような柔らかい食感です。ほかのゼリーなどと組みあわせて作るときにおすすめです。
ゼラチンの量を減らしてカップに作った場合も、トップに果物を飾ったり、ジャムを載せたりするとおもてなし感が出ますよ♪ 写真は生クリーム30gに砂糖2g加えてホイップしたクリームを絞り袋で絞り出して果物を飾っています。 ハーブ(ミントやセルフィーユがあるとよりおしゃれに仕上がりますよ)
パンナコッタと別の【初級】スイーツとの組み合わせでさらにおしゃれなスイーツを作れます。 【中級】としてパンナコッタと組み合わせたスイーツを今後ご紹介していきます♪
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。