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    コツ満載!ガレットブルトンヌ

    • 投稿日2021/04/08

    • 更新日2021/04/08

    • 調理時間20(作業時間のみ)

    バターたっぷりで風味がよく、ちょっと塩が効いた味わいのガレットブルトンヌが大好きなんですが、形がいびつに焼けてしまったり模様がうまく出なくてなかなか納得いくものが作れませんでした。 今回いろいろ試してみて、きれいに平らな形に焼け、模様もしっかりと出すことができたのでご紹介します! バターの風味豊かでサクサクのガレット、とってもおいしいので食べすぎにはご注意を~

    材料5.5㎝セルクル約10個

    • バター(食塩不使用)
      100g
    • 粉糖
      60g
    • 自然塩
      0.7
    • 卵黄
      1個(17g)
    • アーモンドパウダー
      30g
    • 薄力粉
      80g
    • A
      卵黄
      7g
    • A
      全卵
      3g

    作り方

    ポイント

    バターは半分ほどを発酵バターにするとさらに香りがよくなるのでお勧めです。 薄力粉はエクリチュールがおすすめです。 塩はゲランドの塩がおすすめ。食卓塩などではなく、天然のミネラルも含んだものがおいしいです。 バターが多く、生地がダレやすいので何度も冷やす工程がありますが、作業の途中でもダレてべたついてきたら冷やすようにすると良いです。 オーブンによって焼き色の付き方、焼け具合は違いますので記載の温度、時間は目安と考えてください。 バターの多い生地なので、セルクルなしで焼くと横に広がります。セルクルかガレット用のアルミの型が必要です。

    • 薄力粉をふるっておく。

    • 1

      バター(食塩不使用)を電子レンジ300wで40~50秒ほど溶けないように加熱して柔らかくし、粉糖、自然塩を加えて混ぜる。泡立てる必要はなくすり混ぜて白っぽくふわっとした感じになればOK(あまり空気を含ませてふわふわに泡立てると焼いたときに膨らんで形がいびつになりやすくなります) ゴムベラでなじませるようにして作ることもできますが、その場合は少し締まったようなしっかり目の食感になります。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程1
    • 2

      卵黄を加えて混ぜる。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程2
    • 3

      アーモンドパウダー、薄力粉を加えゴムベラで混ぜる。 ある程度練るように混ぜても大丈夫なのでしっかりと全体が均一な状態になるように混ぜる。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程3
    • 4

      生地がかなり柔らかいので、いったんラップで包んで冷蔵庫で30分ほど冷やす。(通常のクッキー生地のようにはまとまらずべたべたしたバターケーキの生地のような柔らかさですが大丈夫です)

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程4
    • 5

      生地が冷えたら打ち粉をした台に取り出し麺棒で厚さ7㎜(5.5㎝のセルクルで6個抜けるくらいの大きさ)に手早く均一に伸ばし、再び冷蔵庫で1時間以上冷やす。 この時ラップで包むと表面にしわができてしまうので、このままバットに乗せるか、しわになりにくいセロファンなどで包むと良いです。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程5
    • 6

      直径5.5㎝のセルクルで抜き、冷蔵庫で30分冷やす。 2番生地はまとめてもみなおして生地をなめらかな状態にし(この時点で生地がかなり柔らかいようならいったん冷蔵庫で冷やす)7㎜の厚みに伸ばしてセルクルで抜く。全部で10個程度抜けると思います。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程6
    • 7

      A 卵黄7g、全卵3gをよく混ぜ、冷やした生地の表面に塗る。 側面に卵黄が付くと焼いたときに形がいびつになるので、卵黄が垂れないように、ふちの部分は少し空けて塗るようにする。 バットに並べて冷蔵庫に入れ30分ほど表面を乾燥させる。 この間にオーブンを180℃に予熱する。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程7
    • 8

      2度目の卵黄を塗り、フォークなどで模様をつける。 卵黄は薄いと模様が出にくいので、ぽってりたっぷり表面に乗せるような感じで塗ってください。 少し深めに傷をつけるような削り取るくらいの感じでしっかりとつけるときれいに模様が付きます。 筋の中に卵黄が垂れると焼き上げた時に模様がきれいに出ないので、筋の中に卵黄が垂れた場合はもう一度筋をなぞって卵黄が筋の中にない状態にしておくと良いです。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程8
    • 9

      セルクルの内側にバターを塗り、天板に並べた生地にはめて180℃のオーブンで5分、160℃に下げてさらに5分焼く。(一度に焼けない生地は冷蔵庫で冷やしておく。) 全体に焼き色が薄ければあと2~3分焼く。(この後裏返すので、焼きが甘いと崩れてしまうし、焼きすぎると膨らんダ状態で焼き固まってしまい形がいびつになりやすいので状態を見て)

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程9
    • 10

      いったん天板を取り出してセルクルをくるくると左右に動かして外し、ガレットを裏返す。セルクルはもうはめなくて大丈夫です。 生地が柔らかいので、裏返すときはカードなどでそっと持ち上げて崩れないように裏返す。 裏返しの状態でさらに160℃で10~15分焼く。 お持ちのオーブンによって焼き時間は変わりますので、調節してください。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程10
    • 11

      焼き上がり直後はふわふわしていますが、冷めると固さが出てサクサクになります。もし冷めてもふわふわしているようだったら150℃で10分ほど乾燥させるように焼きなおしてみてください。

      コツ満載!ガレットブルトンヌの工程11
    レシピID

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    料理研究家

    六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。

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