風邪のひき始めに気をつけたい食事のポイント
まだ一日の気温差が大きい11月は、風邪やインフルエンザが流行し始めますね。そこで今回は、風邪のひき始めに気をつけたい食事のポイントのおさらいと、おすすめのレシピをご紹介します。
まずは風邪のひき始めに気をつけたい食事のポイントをいくつか解説していきます。
体の負担にならないように消化が良いものを
風邪をひいている時、体は休息を求めています。そんな時に、体に負担がかかる消化の悪い食べ物を避けたいところ。
風邪かなと思ったら、揚げ物や脂肪たっぷりのお肉などはできるだけ控え、お粥やうどん、白身魚や豆腐などの消化の良い食べ物を食べるようにするのが良いですよ。
体を温めるものを積極的に食べましょう
風邪をひいているいないに関わらず、寒い冬は体を冷やす食べ物は控えめにして、しょうが、ねぎなど体を温めるといわれている食べ物を食べるのがおすすめです。
ただ、風邪で熱が出ているときは「温かいものは食べられないけど、アイスクリームやプリンなら食べられそう」ということもありますよね。そんなときは、無理して温かいものを食べず、食べられそうなものを食べてくださいね。
刺激物を控えてさっぱり優しい味付けに
体調が悪い時に刺激物を控えた方が良いのは、消化の良し悪しとも関係しますが、実はもう1つ理由があります。
風邪をひいていると、のどや口内の粘膜が炎症を起こしていることもあります。そのような時に辛味や酸味が強いものを食べると、炎症している部分に負担がかかり治りが遅くなることがあります。唐辛子などの刺激物は風邪の時は控えましょう。
水分は積極的にとりましょう
風邪で食欲がない時でも、水分不足にならないように注意してください。特に熱がある場合は、大人でも子供でも気を付けてくださいね。
私たちは普段の食事からも水分を摂取しているので、食事が食べられない場合は、いつも以上に水分摂取に気をつける必要があります。水やお茶などを枕元においておくなどして、水分をこまめに摂取できるようにしましょう。
風邪のひき始めに食べたいおすすめレシピ
ここからは、風邪のひき始めに食べていただきたいレシピをご紹介します。優しい味付けで消化が良く簡単に作れるものばかりですので、ふだんの朝食などにもおすすめです。
大根のお粥
小さく切った大根を入れたお粥は、昆布茶で味付けしてさっぱり仕上げています。大根は胃腸にやさしい食材なので、風邪のひきはじめにぴったりですよ。仕上げのごまは、いりごまよりも消化の良いすりごまにしています。寒い日の朝ごはんにもおすすめです。
●詳しいレシピはこちら
『大根のお粥』
ぽかぽかとろとろ。れんこんおろし汁
れんこんをすりおろして汁ものにしています。とろみが付くことで冷めにくいので、最後まで温かいまま食べることができますよ。れんこんには、野菜の中でも少量でエネルギーが高く、ビタミンCやカリウム、食物繊維などが豊富に含まれている野菜です。食欲がないときにも、汁物なら食べられるということはありませんか? れんこんをたっぷり使用した汁物でほっこりと温まりましょう。
●詳しいレシピはこちら
『ぽかぽかとろとろ。れんこんおろし汁』
しょうが風味のあんかけうどん
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しょうがを入れることで、鼻やのどがスッとするさやかな風味を付けています。しょうがは体を温める働きがあるので、風邪の時にぴったりです。今回は手軽に作れるようにカニカマを入れていますが、卵や豆腐などでもOKですよ。冷凍うどんを使えば、食べたい時にすぐに作ることができます。
●詳しいレシピはこちら
『しょうが風味のあんかけうどん』
風邪の時は無理せず食べられるものを
いかがでしたか? 今回はおすすめのレシピをいくつかご紹介しましたが、食欲が無い時は胃腸が休みたがっているサインなので、無理に食べる必要はありません。そんな時でも水分補給だけは忘れずにこまめにしてくださいね。
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