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    • 公開日2016/11/16
    • 更新日2016/11/16

    もしかして風邪?そんなときに食べたいソッコー体ポカポカスープ

    季節はもう冬ですね。朝から「寒いな〜」と思っていたら夕方にはゾクゾクッと寒気が…ということも。そんなとき風邪をひかないために大切なのは身体を温めること。今回は、身体の芯から温まるスープを紹介します! 簡単なので急いで帰宅した夕食にも、もちろん朝食にもGOODですよ。

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    もしかして風邪?そんなときに食べたいソッコー体ポカポカスープ

     

    身体を温める食事を毎日続けることが大事

    身体を温めるためには、内側から温めることも大切です。毎日の食事を一工夫して、内側から身体が温まるようにすれば、風邪や冷え性の予防もできるんです。

     

    温かいスープを飲む

    温かいスープを飲むとホッとしますよね。温かいスープや料理を食べると胃腸が温まります。胃腸が温まることで、身体全身が温まっていくんです。

    この時期は朝食や夕食に温かいスープを飲んで、身体を内側から温めてあげましょう。

     

    タンパク質をしっかり摂る

    タンパク質は身体の中で熱を発生させる力が炭水化物や脂質と比べて強いです。

    1日3食、タンパク質をしっかり摂ることで、身体の中で熱が生まれます。タンパク質が不足していると疲れやすくなったり、肌のハリ・ツヤが失われてしまうことも。

    麺類が好きでよく食べているという方や、コンビニの食事などで済ませることが多いという方は、タンパク質が不足しているかもしれません。

    タンパク質不足を解消するために卵や牛乳、納豆などの手軽に補える食品を冷蔵庫に常備して、継続して食べるようにすると良いですよ。

     

    しょうが、ねぎ、根菜類で身体ポカポカ

    身体を温める作用のある食品を毎日の食事に摂り入れることで、身体の冷えを予防できます。

    しょうがやねぎ、根菜類などを積極的に摂りましょう。とは言っても、一度にたくさんの量を摂るのではなく、少しずつでも良いので毎日の料理に使うようにするのがおすすめです。

    おろししょうがを常備しておけば、スープや紅茶にサッと加えて使うことができるので、継続しやすくておすすめです。

     

    おすすめの身体ポカポカスープ3選

    おすすめのスープレシピを紹介します。どれも簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。

     

    しょうが香る酸辣湯

    しょうがや長ねぎなどの身体を温める働きのある食材を入れた酸辣湯。卵や大根を入れて具だくさんに。酢の量は調節OKです♪

    【材料(2人分)】
    長ねぎ…20g
    大根…40g
    えのき…20g
    卵…1個
    おろししょうが…小さじ1
    中華だしの素…小さじ1
    A 酢…小さじ1
    A 薄口醤油…小さじ1/2
    A 塩…ひとつまみ
    ラー油…適量
    糸唐辛子…適量

    【下準備】
    ・大根を短冊切り、長ねぎを斜め切りにする
    ・えのきの石づきを取り除き、食べやすい大きさに切る
    ・卵を溶きほぐしておく

    【作り方】
    1.鍋に大根、長ねぎ、えのき、おろししょうが、中華だしの素を加えて弱火にかけ、野菜に火が通るまで煮る。
    2.1に溶き卵を加えてサッと煮て、Aを加える。器に盛り、ラー油と糸唐辛子を加える。

    詳しいレシピはこちら「しょうが香る酸辣湯」

     

    りんごのポタージュ

    じゃがいもやかぼちゃのポタージュはよく作るけど、マンネリ化している…という方におすすめなのがりんごのポタージュです。

    最後にシナモンを加えることで風味も良くなり、シナモンの働きで身体を温める効果も期待できます。

    【材料(2人分)】
    りんご…1/2個
    玉ねぎ…1/4個
    顆粒コンソメ…小さじ2/3
    バター…適量
    水…100ml
    牛乳…80ml
    シナモン…少々
    ブラックペッパー…少々
    塩…少々

    【下準備】
    ・りんごの皮をむき、一口大に切り、塩水(分量外)にサッとつけて水気を切る
    ・玉ねぎを薄切りにする

    【作り方】
    1.鍋にバターを入れて火にかけ、りんごと玉ねぎを弱火で軽く炒める。
    2.1に水、顆粒コンソメ、塩を入れて蓋をして、弱火で5分煮る。
    3.2に牛乳、シナモンを入れてミキサーにかける。器に盛り、ブラックペッパーとシナモンをふる。

    詳しいレシピはこちら「りんごのポタージュ」

     

    豆乳みそ汁

    豆乳を加えたみそ汁はマイルドな味わいでGOODです! かぼちゃや玉ねぎの甘みと豆乳がよく合います。冷蔵庫にある野菜を入れてアレンジOKですよ♪

    【材料(2人分)】
    かぼちゃ…40g
    玉ねぎ…30g
    にんじん…20g
    ぶなしめじ…20g
    油揚げ…1/2枚
    豆乳…50ml
    白味噌…大さじ1
    顆粒だし…小さじ1
    水…250ml

    【下準備】
    ・玉ねぎを薄切りにし、にんじんと油揚げを短冊切りにする
    ・かぼちゃを食べやすい大きさに切る
    ・ぶなしめじの石づきを取り除き、ほぐす

    【作り方】
    1.鍋に水、玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、油揚げ、ぶなしめじ、顆粒だしを入れて蓋をして弱火にかけ、野菜に火が通るまで煮る。
    2.1に白味噌を入れて火を止め、豆乳を加える。

    詳しいレシピはこちら「豆乳みそ汁」

     

    風邪かな?と思ったら無理せず休息を

    「具合が悪い」と思ったら、無理は禁物です。

    温かいスープや白湯を飲み、身体を冷やさないようにしてたっぷり寝ることが一番です。食欲が無い場合は無理に食べなくても良いですが、水分だけは摂るようにしてくださいね。お風呂は、体調と相談して入れそうなら入っても大丈夫。ただ湯冷めには注意しましょう。

    そして、ひどい場合や高熱の時は、早めに病院へ行くことも大切です。自分の身体を労ってあげてくださいね。

     

    身体ポカポカスープで寒い冬を乗りきろう

    いかがでしたか? 身体を温める食材やスープレシピを紹介しました。これから訪れる冬本番を乗り越えるために、身体を温めるスープを毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

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    このコラムを書いたArtist

    若子みな美
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    若子みな美

    管理栄養士・減塩料理家 レシピ開発、料理・美容・栄養など食に関する記事の執筆や監修、料理写真撮影、栄養計算などのお仕事をしています。 病院や学校給食に従事した経験を活かし、食に関してトータルコーディネートを行う。 『栄養バランス × 味 × 見た目』を3つが揃った減塩レシピ、時短簡単レシピの開発を得意とする。 見た目からの料理の美味しさを極めるため、祐成陽子クッキングアートセミナーへ通い、フードコーディネーターになるための知識・経験を得る。

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