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    • 公開日2016/02/29
    • 更新日2016/02/29

    毎日の家事をちょこっと楽に。常備菜のススメ。

    忙しい方の味方である「常備菜」や「作りおき」は、料理本やレシピサイトでも常連になりましたね。今回は、常備菜をつくる時のポイントとレシピを紹介します!

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    毎日の家事をちょこっと楽に。常備菜のススメ。

     

    常備菜こそ簡単に作ろう

    常備菜は、忙しい毎日に追われる方の強い味方ですよね。

    私自身、平日は働いているので、土日や時間がある時に、まとめて常備菜を作ります。でも、せっかくのお休み、常備菜作りだけに時間をかけていられませんよね。/

    ですから、常備菜こそ、短時間かつ簡単に何品か作って、冷蔵庫や冷凍庫に保存しておくことをオススメします♪

    今回紹介するレシピ「給食の味。豚肉ですきやき風煮」も、もちろん簡単時短で20分で作れます♪

    こちらをご覧ください
    https://oceans-nadia.com/user/21965/recipe/134743

    味付けは、みんなが大好きな給食風です。何もおかずがなくても、これを白いご飯にかけて食べるだけで「しあわせ〜(^^)」ですよ♪

     

    常備菜作りで気をつけたいポイント

    常備菜は保存性がキモ! 冷蔵庫に入れておいても細菌は繁殖します。せっかく作っても、食べる時には傷んでいた、ではもったいないですよね。

    そこで、常備菜の保存性を高めるためのポイントを紹介します。

     

    味付けを少し濃くする

    昔からの常備菜である「漬物」や「練り製品」などは、塩や砂糖、酢などが「天然の保存料」として多く入れられていました。

    ですから、常備菜を作る際は、「天然の保存料」である塩や砂糖などの調味料をいつもより多めに入れて、少し濃い味にするのです。

    味付けは濃いですが、保存性を高めるには大切なことだと覚えておきましょう。

     

    しっかり加熱して作る

    常備菜はしっかり加熱して作りましょう。また、食べる前には、冷蔵庫に入れていたとしても、再度加熱をしましょう。

    冷蔵庫の役割は、食べ物についた細菌の繁殖力を弱めること。ですが、まったく増えないわけではないので、食べる前には再加熱をして、殺菌をすることをおススメします。再加熱は、電子レンジでチン、でもOKです♪

     

    密閉できる清潔な保存容器に入れる

    保存容器はフタ付きのものを使うのがオススメです。また、保存容器は洗ったあとに、しっかり乾燥させてから、常備菜を詰めるようにしましょう。私は、食用アルコールなどで拭いてから使用しています。

    また、食べる際に直箸で取り分けるのは絶対にNGです。取り分ける時には、清潔な箸やサーバースプーンを使用します。こうすることで、常に清潔な状態を保てます。

     

    水分をとばすように調理

    水分が残っていると、細菌が繁殖しやすくなります。煮物などは落し蓋で調理し、汁気をとばすようにしましょう。食べる前に再加熱するときにも、フタをずらして加熱するなどし、水分をとびやすくすると良いですよ。

     

    常備菜にぴったりの食材

    常備菜には食材によって向き不向きがあります。例えば、生で食べるような野菜や、半熟の卵などは常備菜にがあまり向いていません。常備菜にオススメの食材をいくつか紹介します♪

     

    家計の味方!豚こま肉・鶏もも肉

    豚こま肉や鶏もも肉は、家計の味方ですよね。常備菜は、作り置きしておくことで味が染み込むので、安いお肉でも美味しく食べられます。今回紹介したすきやき風煮も、豚肉で調理しています♪

    「いつもは牛肉」という料理を、豚肉や鶏肉で代用して常備菜にしてみてはいかがですか?

     

    煮物だけじゃない!優秀な根菜

    にんじん・ごぼう・れんこんなどの根菜は、ついつい煮物にしてしまいがちですが、サラダにもとっても合います♪

    常備菜は味付けがかたよりがちなので、サラダがあると嬉しいですよね!根菜のサラダは下ゆでしてから作るので、衛生的にもOKですよ。

     

    おいもがあれば、万事解決!

    じゃがいも・さつまい・さといもなどは常備菜にぴったり!いも類は、味付けせずに加熱し、保存容器に入れるかラップに包んで冷蔵庫へ。こうすれば、炒めたり、煮物を作るときにさっと使えて便利です。

    保存するときの加熱具合を「少し硬いかな?」と思うくらいにしておくのがコツです♪

     

    常備菜で家事をちょこっと楽に。

    常備菜があれば、夕飯のあと一品や、朝早く用意するお弁当にも使えます。調理の時間短縮にもなるので、毎日の家事が少し楽になりますよ。

    今回紹介したポイントを覚えて、是非試してみてください♪

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    このコラムを書いたArtist

    若子みな美
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    若子みな美

    管理栄養士・減塩料理家 レシピ開発、料理・美容・栄養など食に関する記事の執筆や監修、料理写真撮影、栄養計算などのお仕事をしています。 病院や学校給食に従事した経験を活かし、食に関してトータルコーディネートを行う。 『栄養バランス × 味 × 見た目』を3つが揃った減塩レシピ、時短簡単レシピの開発を得意とする。 見た目からの料理の美味しさを極めるため、祐成陽子クッキングアートセミナーへ通い、フードコーディネーターになるための知識・経験を得る。

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