ちゃちゃっと作れる!『ちゃんちゃん焼き』
香ばしく焼けた味噌と秋鮭を豪快に混ぜて食べるのが『ちゃんちゃん焼き』の醍醐味。色とりどりのたっぷり野菜と一緒にほおばると口いっぱいに秋が感じられますね!
ところで、『ちゃんちゃん焼き』の“ちゃんちゃん”って何なのかご存知ですか? “ちゃんちゃん”の由来は「お父さんが焼いて作るから“お父さん”を意味する“ちゃん”からついた」という説」、「簡単に手早くちゃちゃっと作れるところからついた説」など諸説あります。中でも面白いのが「出来上がるのが待ちきれなくてお箸で食器をたたいた音からきている」というのもの。そんなにも美味しい『ちゃんちゃん焼き』、気になりますよね。それでは早速作り方のご紹介です。
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材料(2人分)
秋鮭 2切
キャベツ 1/6玉
玉ねぎ 1/2個
しめじ 100g
にんじん 1/3本
パプリカ 1/2個
もやし 80g
☆合わせだれ
味噌 40g
砂糖 小さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
作り方
①秋鮭に塩、こしょうをふって少しおいて味をなじませたら、サラダ油をひいたフライパンで香ばしく焼きます。
②食べやすい大きさに切った野菜をフライパンに敷き詰めて酒を加えて蓋をし、蒸し焼きにします。
③蓋を外し、強火で炒めながら合わせだれを加え炒めます。
詳しいレシピはこちら
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本場北海道の『ちゃんちゃん焼き』って?
本場の『ちゃんちゃん焼き』は秋鮭の半身をど~んと鉄板を使って焼くのが主流。旬の野菜をなんでも加えて、焼けたらとにかく豪快に混ぜるのもポイントの一つだそう。さすがは漁師めし。現地では、おろしにんにくや一味唐辛子を加えてパンチを効かせたちゃんちゃん焼きにすることもあるのだとか。
さらにまねしてみたいのが〆のご飯。ご飯と溶き卵を加え、炒め混ぜてチャーハン風にするそう。焦げた味噌の香ばしさをまとったチャーハンはきっと絶品なはず! 一度はチャレンジしてみたいですね。
+αの食材でちゃんちゃん焼きを美味しくアレンジ
さて、このまま食べても美味しいちゃんちゃん焼きですが、アレンジ次第でまた一味も二味も違った美味しさが味わえます。
たっぷりチーズのホイルちゃんちゃん焼き
王道のチーズですが、やっぱり味噌とチーズの相性は間違いありません! ホイルで包み焼きにするので香ばしさもアップ。お弁当にも活躍しそうですね。
詳しいレシピはこちら
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香りさわやか ゆず味噌ちゃんちゃん
韓国茶のゆず茶と味噌を混ぜて合わせだれにアレンジ。爽やかでさっぱりした味わいで飽きのこない美味しさです。日本酒とも合いそうですね。ゆず茶がない場合は柑橘系のジャムで代用出来ます。
詳しいレシピはこちら
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ちゃんちゃんカルボナーラうどん
ちゃんちゃん焼きが余ってしまった! そんな時におすすめのレシピがこちら。余りものとは思えないやみつきになる美味しさにです。ちゃんちゃん焼きの〆の新定番にいかがでしょう?
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/142739
食材や味付け、調理法一つで味も見た目も大きく雰囲気が変わる『ちゃんちゃん焼き』。もともとがシンプルなお料理なので、自分好みにアレンジしやすいところが嬉しいですね。そしてこのシンプルな美味しさこそ、ちゃんちゃん焼きの知名度を全国区にした魅力の一つかもしれません。
スキレットでコンパクトに作るも良し、家族や仲間とホットプレートを囲んで作るも良し、秋空の下もくもくと湯気を立てて作るもよし。この秋は、自分好みの『ちゃんちゃん焼き』を見つけて秋鮭を満喫してくださいね。
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