北海道の郷土料理ちゃんちゃん焼き。 “ちゃん”とはお父さんとう意味。お父さんが作るから、ちゃんちゃん焼きと言うそう。 料理がそんなに得意ではないお父さんでも簡単に美味しく作れるちゃんちゃん焼き。 お野菜もたくさん摂れるのが嬉しいですね。
本来は鉄板で作るものですが、ホットプレートやフライパンで手軽に作れます。 野菜は旬のものなど好きなものを加えてくださいね。野菜が多いと味が薄くなりがちなので、鮭の下味はややしっかりめにすると美味しく仕上がります。
秋鮭は全体に塩こしょうをふり、5分くらい置いて味をなじませます。
野菜を切ります。 キャベツは大きめのざく切りに、玉ねぎは5mmくらいの厚さにスライス、しめじは石づきをおとしてほぐし、にんじんは皮つきのまま薄い短冊切りにします。パプリカはせん切りにします。
フライパンを熱し、サラダ油をひいてなじませます。 中火で秋鮭の皮目からしっかり焼き色が付くまで3~4分くらい焼きます。
焼き色が付いたらひっくり返して、1の野菜(キャベツ・玉ねぎ・しめじ・にんじん・パプリカ・もやし)を敷き詰め、大さじ2の酒をふりかけてふたをして4~5分蒸し焼きにします。 その間に、A みそ40g、砂糖小さじ1、みりん大さじ1、酒大さじ1を混ぜ合わせて合わせだれを作っておきます。
ふたをあけて、強火にし3の合わせだれを加えて全体を混ぜ合わせ器に盛り付けます。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。