おもてなし料理の代表格 鯛めし。 土鍋を使えばさらに豪華に見えてハレの日らしさもアップ!! 鯛のあらを使えば、手軽でコストも抑えられ、しかも1尾まるごと使うより旨みも出やすいので炊き上がったご飯は出汁を吸い込んだ極上な美味しさ! これから旬を迎える鯛。 旬の素材はどんな特別な調味料を使うよりも美味しく仕上がります。
小さなお子様のいるご家庭では、小骨やうろこに気を付けて下さいね。 お箸を持った右手で鯛の身をほぐしながら、左手で触りながら作業すると手の感覚で見つけやすいです。
米は分量の出汁で30分~1時間浸水しておきます。 鯛のあらは鱗が付いていたら鱗引きか包丁の刃元で鱗を出来るだけ除きます。 ざるに入れて上から熱湯をまんべんなくかけ、霜降りし、キッチンペーパーで水気をふきとっておきます。
下ごしらえした鯛のあらはきつめに塩をふり、魚焼きグリルで焼き色がつくまでこんがりと焼きます。
米を浸水していた土鍋にA 醤油大さじ1、酒大さじ2、塩少々を入れて 塩が沈殿しないように混ぜてから、1の鯛のあらを上にのせて炊き上げます。 (口あたりが気になる場合は、鱗や小骨などがご飯に紛れ込んでしまわないように 濡らしてよく絞ったお料理ガーゼやネット等に鯛のあらを入れて炊いてくださいね) ※沸騰するまで中火 その後 弱火で13~15分 火を消して蒸らし10分。
炊きあがったら鯛のあらを取り出し、小骨・うろこに気を付けて身をほぐします。
鯛の身を戻し入れてご飯と混ぜ合わせて器に盛り付け、上に針生姜を散らします。
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2021/04/09 19:49
2021/01/29 18:19
2020/05/02 08:51
がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。