蒸し蒸しした時期にぴったりな爽やかな風味の梅もちです。 梅干しのしょっぱくて、ほんのり酸っぱい味が甘いお餅とよく合います。 和菓子が苦手な方にもおすすめできるさっぱり味です。 大葉に包んでどうぞ!
柔らかすぎると、成形してもダレてきてしまうので、餅の固さを見ながら加熱時間の調整をしてください。 梅干しはカリカリ梅でも美味しく作れますが、全体をピンク色にするには柔らかい梅干しを使うと良いです。
梅干しは種を除いて包丁で細かくたたきます。 大葉2枚はせん切りにして水に浸けておきます。 バットに片栗粉を広げておきます。
ボウルに白玉粉を入れ、水を少量ずつ加えながらゴムベラでダマをつぶすように混ぜます。 なめらかになったら、残りの水と上白糖、たたいた梅干しを加え混ぜます。
ラップをして、600wの電子レンジで2分加熱し取り出してゴムベラで練るようによく混ぜます。 ラップをかけて1分加熱し、取り出してよく混ぜます。 ラップをかけてもう一度1分加熱し混ぜます。 表面に艶が出てきて、だれないで成形しやすい固さになるまでが目安です。 ※レンジから取り出す際はやけどに注意!
せん切りして、水気をふいた大葉と、白いり胡麻を加え混ぜ、片栗粉をひいたバットに取り出し、全体に片栗粉をまぶします。 ふんわりラップをかけて乾燥を防ぎながら粗熱をとります。
カードで食べやすい大きさにカットし、丸めたらはけで余分な片栗粉を払います。 器に大葉を敷きその上にもちをのせます。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。