ゆっくり消化吸収される砂糖をつかった甘酸っぱい黒酢煮。肉は控えめで厚揚げをメインで使っているので、ヘルシーでボリューミーな一品です。ゆっくり消化吸収される砂糖や豆腐、大根をあわせることで、食後の血糖値の急上昇をおさえる作用もあります。
※砂糖は肉に絡めて少し色づけることで、料理にコクがでます。焦がしすぎには注意をしてください。
豚こまは小さめ、厚揚げは縦半分にして2cmの厚みくらい切る。A 黒酢大さじ1、しょう油大さじ1、顆粒鶏がら小さじ1/2、水80ccとB 片栗粉小さじ1、水小さじ2をそれぞれあわせておく。
小鍋に薄く油をひいて豚肉を炒める。
ゆっくり消化吸収される砂糖を加えて、砂糖が少し茶色っぽくなるまで炒める。
A 黒酢大さじ1、しょう油大さじ1、顆粒鶏がら小さじ1/2、水80ccを加えて、2~3分煮込む。
B 片栗粉小さじ1、水小さじ2でとろみをつける。
器に盛り付け、大根おろし、針生姜、小ねぎを添える。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。