疲労回復に働く豚肉と梅干の組み合わせ。梅ジュレの甘酸っぱい味付けもポイントで、酸味と甘味の組み合わせは漢方では、体の保水力を高めたり疲労回復に働くと教えられています。熱中症、夏バテの予防改善におすすめです。
豚肉は火を入れすぎないのがポイント。沸騰した湯にいちどに入れほぐし、全体が白っぽく変色したらザルにあけ、氷水で冷やして下さい。
A ゼラチン小さじ1/2、水大さじ1を混ぜ合わせふやかす。
梅干は種をとり、包丁でたたく。
小鍋に①、②、B 水100cc、日本酒小さじ1、しょう油小さじ1/2、スローカロリーシュガー大さじ1、削り節1パック(4g)を入れて、60℃くらいまで温め、味を調える。(梅干の種類によって調味料を調整してください。) 粗熱が取れたら冷蔵庫で3~4時間冷やし固め梅ジュレをつくる。
小鍋に湯を沸かしC 生姜スライス1枚、酒大さじ1、塩小さじ1/2入れる。 豚肉薄切りいれ、均一に火が入るように肉をほぐし、白く変色したらザルにあけ氷水でさっと冷やす。 ザルにあけ軽くペーパードライをする。
皿に盛り付け、薬味やきゅうりを添える。
食べる直前に梅ジュレをかける。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。