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    主菜

    津軽郷土料理【たまご味噌(貝焼き味噌)】最高の朝ごはんと晩酌

    • 投稿日2020/10/25

    • 更新日2020/10/25

    • 調理時間20(焼き時間目安(ガス火:5分 魚焼きグリル:15分))

    【ごはんおかわり必至‼︎3杯いけます‼︎】 秘密のケン◯ンshow等でお馴染み(貝焼き味噌) 家庭のレシピです。 テレビで登場回数が増えたのでご存知の方も多くいらっしゃると思います。青森県の左側、津軽地方の家庭の味で、学校、仕事に行く前にかっこむ朝ごはんとして。夜は酒の肴にと、家族全員が好きなテレビ用じゃない本当に家庭の味です。 《とにかく美味しい‼︎》 《あっついごはんに最高‼︎》 《酒にも合いすぎる‼︎》 これに尽きます。 ※青森出身で地方に出られた方。これで懐かしい気持ちになって欲しいです♡

    材料2人分〜4人分

    • 生ほたて
      50g(2粒くらい)
    • 長ねぎ
      20g(1/6本くらい)
    • A
      50ml
    • A
      和風だしの素(いりこだし)
      小さじ2(4g)
    • B
      みりん
      大さじ2
    • B
      白味噌(津軽味噌)
      大さじ2
    • たまご
      2個

    作り方

    ポイント

    ▼注意 ①ほたての貝(殻)は素手で触れないほど熱いので、軍手をして扱ってください。 ②しょっぱいです。ごはんに適量のせて、いい塩梅に自分で調整して食べるご飯のお供です。 ▼鍋やフライパンでもお作りいただけます‼︎ 津軽の人は、ほたての貝(殻)からいいダシが出ると信じてやみません。(私もそう思っています。)よって、貝で焼かない場合はうま味調味料をプラスしていただくのがおすすめです。 ▼実はほたてなしでもokです。入れるのはある時だけ。あれば勿論一番いいけど…といった感じです。普段はおつまみのイカソーメンや干たらをちぎって入れるなど、〝海の風味うま味〟があるものを少量入れたらそれで現地のたまご味噌です。 ▼本物に近づける味のポイント 《濃いめの〝いりこ(煮干)ダシ〟》 かつおだしでもいいですが、ちょっと違う感じになります。 《味噌は津軽味噌(白味噌)》 赤味噌でもいいですが、やっぱり白が現地っぽいです。 《ぐちゃっとした半熟状態で仕上げる。》 固めてしまうとしょっぱいたまごの塊になってしまうので注意です。

    • ※必須ではありません。ちょっと補足のワンポイント。 生ほたてのミミは貝柱から取ってザルに置きます。たっぷりの塩をかけ、強く米を研ぐようなイメージで揉んだりつまんでしごいたりします。すると、ミミについている黒い汚れとぬめりが取れ、一層カリコリでまっさらなミミになります。

    • 1

      ・生ほたての貝柱は手で割き、ミミは長さ1/3くらいに切る。 ・長ねぎは薄く細く斜め切りにするか、小口切りにする。青い部分は仕上げに使いたいので分けておく。

      工程写真
    • 2

      A 水50ml、和風だしの素(いりこだし)小さじ2を混ぜる。 ほたての貝にほたてを置いて長ねぎの白い部分を散らし、Aを流し入れる。 汁が沸騰するまで強火で加熱する。 ◎魚焼きグリル…目安5分 ◎トースター…目安10分 ◎ガス火…目安2分

      工程写真
    • 3

      B みりん大さじ2、白味噌(津軽味噌)大さじ2をよく混ぜ合わせる。

      工程写真
    • 4

      3にたまごを加えて混ぜ合わせる。

      工程写真
    • 5

      4を2にこぼれないように流し入れ、強火のまま半熟状態を目指して加熱する。 ※魚焼きグリル使用。写真では表面が固まっていますが、中は半熟です。 《時間目安》 ◎魚焼きグリル…8〜10分 ◎トースター…11~13分 ◎ガス火…3分(ガス火の場合、底だけ焼けてしまうので時々かき混ぜます。)

      工程写真
    • 6

      全体をスプーンで混ぜ、長ねぎの青い部分を散らす。

      工程写真
    • 7

      【補足:使用したもの】 ・白味噌(津軽味噌)…カネサ株式会社 ・和風だし(いりこ)…味の素株式会社 ※特にこの味噌使用で現地の味になります。

      工程写真
    • 8

      【補足:ほたての貝】 洗って何度でも何年でも割れるまで使えます。 取れないコゲは〝味(経年美化)〟として許容します。

      工程写真
    レシピID

    400475

    質問

    作ってみた!

    • 238200
      238200

      2021/07/11 20:46

      昨日はちょっと作れず、今日作りました。 お味噌は白味噌ではなく合わせ味噌で作ったので、半分の量にしました。 出汁はしっかり効かせて。 母は、懐かしいね、と言ってくれました。 私もお酒は大好き❤ おねこさんのレシピ、これからもいろいろチャレンジしていきたいです。 ありがとうございました😊
    • 238200
      238200

      2021/07/09 22:57

      早速のお返事、ありがとうございます^_^ ちょうど明日、近所のスーパーの広告でベビーホタテが売り出しだったので、買ってきて作ってみようと思います^ ^ ありがとうございます♪ 母は五所川原の出身です^ ^
    • 238200
      238200

      2021/07/09 21:54

      はじめまして。 静岡県富士市在住ですが、私の母が青森出身で、「みそかやき」、と言うメニューが祖母から受け継いでいる料理であるのですが、それは土鍋に100cc程の水に、鰹節パックを一袋入れて、そこに大さじ3強の味噌、豆腐一丁を崩して入れ、沸騰してきたら一束分のザク切ほうれん草を入れ、ほうれん草も煮えたら卵で閉じる、というものです。 テレビで味噌貝焼を見た時に、母が、本当はこれなんだよね、でもホタテなんてなかなか買えなかったから、うちのはこれだったんだよね、と話してくれました。 それならホタテで作ってみよう、と思ったのですが、やはりこちらではなかなか生のホタテも高くて… 母はベビーホタテが好きなのですか、ベビーホタテでも大丈夫ですか?

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    呑兵衛料理家

    呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」

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