今年の冬のトレンド鍋「フルーツ鍋」を作ろう!
日に日に冷え込みが厳しくなり、鍋が恋しい季節がやってまいりました。冬の定番メニューだからこそ、毎年求められるのは脱マンネリの「目新しさ」。去年は、パクチーを山盛りにした「草鍋」が話題になりました。さて、今年のトレンドは?
今年のトレンド鍋は「フルーツ鍋」
その名の通り、鍋の具材にフルーツを使う鍋のこと。「え?フルーツを加熱するの?」と思わず眉間にシワを寄せてしまいそうですが、まずはフルーツグラタンやぜんざいをイメージしてみてください。グラタンほどはしっかり加熱せず、程よく食感を残したフルーツ。甘いスープでいただくスイーツ鍋の他に、フルーツの甘みと酸味をアクセントにするお食事鍋もあります。
フルーツ鍋の魅力その1 「華やか」
フルーツ鍋の魅力は、何といってもキュートでフォトジェニックなビジュアル。食べるのがもったいない! SNSやブログに思わず投稿したくなります。おもてなしの席に用意すれば、これ1品でテーブルがパッと華やかに。パーティーシーンの主役になること間違いなしです。
フルーツ鍋の魅力その2 「ヘルシー」
体を冷やす物が多いフルーツ、冬は温かい鍋にするのが正解。数種類のフルーツを一緒にいただくフルーツ鍋は、各種栄養素をバランスよく摂取できます。ビタミンCは熱に弱いと言われますが、損失は1~2割ほどなのでご心配なく。水溶性なので、スープまで残さずいただきましょう。
フルーツ鍋の魅力その3「お手軽」
混ぜて、焼いて、デコレーションしてと何かと手のかかるデザート作り。フルーツ鍋なら、お好きな材料をカットして鍋に入れるだけ! とにかく簡単手軽に作れます。また、まだ未熟で甘みが足りないフルーツも、逆に熟しすぎてしまったフルーツも、どちらも美味しく変身させられるのも魅力です。
オススメフルーツ鍋レシピ 3選
組み合わせにテクニックが必要なお食事鍋ではなく、まずはスイーツ鍋から挑戦しみてましょう。フルーツ鍋初心者さんの入門編、オススメの3品をご紹介します。
ココナッツミルクのアジア風フルーツ鍋
ベトナムの人気デザート「チェー」をイメージしたフルーツ鍋。ココナッツミルクベースの甘いスープにに茹でた黒タピオカとさつまいもやリンゴ、マンゴーなどのフルーツを入れて煮込みます。ほっこり甘い具材に、しゃきしゃきのりんごがアクセント!
【材料(2人分)】
A ココナッツミルク…200ml
A 牛乳…100ml
A 砂糖…30~40g
黒タピオカ…30g
サツマイモ…150g
りんご…1/2個
カットマンゴー(缶詰)…200g
うぐいす豆…60g
詳しいレシピはこちら
ココナッツミルクのアジア風フルーツ鍋
抹茶ミルクのフルーツ鍋
フルーツぜんざいをイメージした和風のフルーツ鍋。抹茶ミルクのスープに、パイナップルやキウイ、オレンジ、きんとき豆を入れて温めます。甘みと苦み、爽やかな酸味のバランスに手が止まりません。お好みで黒蜜やきな粉をかけてお召し上がりください。
【材料(2人分)】
牛乳…300ml
抹茶…大さじ1
砂糖…30~40g
キウイ…1個
オレンジ…1個
カットパイナップル(缶詰)…200g
きんとき豆…60g
詳しいレシピはこちら
抹茶ミルクのフルーツ鍋
ホットココアのフルーツ鍋
チョコバナナ、マシュマロ・・・子供の大好きを詰め込んだようなフルーツ鍋。牛乳とココア、シナモンスティックココアを入れて混ぜてスープのベースを作り、牛乳を少しずつ足してのばしていきます。ベリーの酸味が程よいアクセントに。最後に残ったスープをエスプレッソで割るとフルーティーなチョコラテを楽しめますよ♪
【材料(2人分)】
牛乳…300ml
ココア(加糖)…大さじ4
シナモンスティック…1本
バナナ…2本
ミックスベリー(冷凍)…200g
マシュマロ…5~6個
グラノーラ…20g
詳しいレシピはこちら
ホットココアのフルーツ鍋
分量は全て、思い立ったらすぐ作れる少量設定にしてあります。大勢で鍋を囲むシーンでは、単純にすべての材料を増やせばOK! お好みの具材で自由にアレンジをお楽しみください。
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