のどが痛いと感じたら、食生活でケアしよう
空気が乾燥するこの時期は、「なんだかのどが痛い…」と感じることも多いですよね。のどの痛みを感じたら、早めの対処を心がけましょう。のどをケアするために、まずは普段の食生活を見直してみてはいかがでしょうか? 今回は、のどにいいとされる食材と、その食材を使ったレシピの情報をお届けします。
おすすめの食材
のどの痛みの原因は、粘膜にウィルスや細菌が増殖し、炎症を起こすことにあります。このため、のどをケアするためには、殺菌作用や炎症を抑える働きのある成分を含んだ食材を摂ることが効果的だといわれています。
・大根
ビタミンCと酵素を含み、炎症を抑える働きがあります。ビタミンCと酵素はどちらも熱に弱いので、生のまま食べるのがおすすめです。
・生姜
生姜の辛み成分には殺菌作用があります。
・はちみつ
殺菌作用や抗炎症作用があります。はちみつを舐めることで唾液が出て、のどの乾燥を防いでくれる効果もあります。
・レモン
殺菌作用があります。また、ビタミンCが多いので免疫力を高める効果も期待できます。
・ほうれん草
ほうれん草に多いカロテンは体内でビタミンAとなって働く物質で、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあり、のどの粘膜強化に役立ちます。
のどに優しい♪おすすめレシピ3選
のどにいいとされる食材を使った、おすすめレシピを3品ご紹介します。のどが腫れて、ものを飲み込むのが辛いときでも食べやすいレシピです。
はちみつレモン大根のシロップ
豊かな香りとさわやかな酸味が特徴的な、すっきりとした後味のシロップです。
●材料
大根…150g
レモン…1/2個
はちみつ…100g
●作り方
小さく角切りにした大根と、レモンの薄切りを保存容器に入れ、そこにはちみつを加えます。常温で6時間以上置いたらできあがりです。
●おすすめの食べ方
できあがったシロップをお湯で割り、ホットドリンクとして飲むのがおすすめです。のどを保護し、体も温めてくれます。
詳しいレシピはこちら
「はちみつレモン大根のシロップ」
https://oceans-nadia.com/user/13093/recipe/145783
生姜とレモンのジャム
お次は生姜とレモン、はちみつを使ったジャムのレシピです。
●材料
生姜…1~2かけ(100g)
レモン…1/2個(100g)
砂糖…100g
はちみつ…大さじ1
●おすすめの食べ方
こちらもお湯で割り、ホットドリンクとして楽しむのがおすすめ! はちみつの甘味とレモンのさわやかさがマッチした、清涼感のあるドリンクになりますよ。
詳しいレシピはこちら
「生姜とレモンのジャム」
https://oceans-nadia.com/user/13093/recipe/145780
ほうれん草のポタージュ
のどの粘膜強化に役立つとされるほうれん草を使ったポタージュ。のどが腫れて、ものを飲み込むのが辛いときでも食べやすい料理です。
●材料
ほうれん草…1/2束(100g)
じゃがいも…小1個
玉ねぎ…1/2個
バター…大さじ1/2
洋風だし…1カップ
牛乳…1カップ
塩こしょう…少々
生クリーム…適宜
クルトン…適宜
詳しいレシピはこちら
「ほうれん草のポタージュ」
https://oceans-nadia.com/user/13093/recipe/145779
のどの痛みには早めのケアを
「のどが痛い」と感じたら、大根、生姜、レモン、ほうれん草などを食べ、早めのケアを心がけましょう。のどが腫れているときは食べ物を飲み込むのが辛いかもしれませんが、回復のためには栄養を十分に摂ることが大切です。ポタージュやジャム、シロップといった、のどを通りやすいものから栄養を取り込むのがおすすめですよ。
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