春になると登場する皮つきの筍。水煮缶とはまた違った味わいがあります。 獲れたての新鮮な筍はすぐに下処理をしてあく抜きをするのが鉄則♪ 家庭でも簡単に美味しく茹でることができるので、ぜひ一度お試しください。
筍の灰汁抜きは弱火でコトコトが基本! 強火で加熱すると、灰汁が抜けきらずえぐみが残るため弱火でじっくり火を通しましょう。 筍の冷蔵保存は、徐々にうまみが抜けていくので3~4日で食べきるのが良いです。茹で汁は一晩おいてから捨て、その後は水の中に筍をつけて保存してください。水は毎日替えましょう。
【筍の下処理】 筍の先端(穂先)を斜めに切り落とす。 外の汚れた皮は数枚(2~3枚)剥ぐ。下の部分は薄く切り落とす。 切り落とした先端から筍の実(中央)の方向へ、垂直に切り込みを入れる。包丁を入れる深さは筍の実まで到達しない程度で、長さは1/3程度。水で綺麗に洗う。
筍を鍋に入れて、筍がかぶる程度の水を張る。 米ぬかと鷹の爪1本を入れる。
①を強火で茹で、沸騰してきたら弱火にする。 落し蓋をして1時間程度茹でる。
2時間後、保存容器に筍と③の茹で汁を入れて冷蔵庫で保存する。
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ゆうだい
料理研究家・僧侶
料理研究家・僧侶。 大学時代は酵素学や食品衛生学を学び、大手金融機関、大手広告会社を経て、現在は様々な巡りあわせで料理研究家兼僧侶になってます。笑 大正生まれの祖母から令和生まれの娘まで、4世代6人家族。 『簡単でありながら、ワンランク上の本格的な美味さ』にこだわり、調味料や素材の味を活かした料理を研究しています。 また、僧侶ならではの精進料理等も随時ご紹介! 【料理ジャンル】 ・和洋中 ・おもてなしメニュー ・晩酌レシピ ・キャンプ飯 ・簡単お菓子 ・娘の離乳食や取り分けご飯 等など、身近な食材・調理アイテムでなんでも作ります。 業務スーパー・コストコ・カルディなどのおすすめアイテムを駆使した料理もお楽しみに!!