「チーズが大好き!」という方、きっと多いですよね。
けれど一度にたくさん食べると少し重たいし、ちょっと脂肪も気になる…。そんな時には、軽い口当たりのチーズをおうちで手作りしてみるのはいかがでしょうか?
カッテージチーズやリコッタチーズは牛乳があれば作れる!
水分が少なめで、ほろほろとした口あたりとあっさりした味わいが人気のカッテージチーズ。
なめらかな舌ざわりと豊かなミルクの風味がたまらない、リコッタチーズ。
じつはこれら2つのチーズは、ご家庭で簡単に作れてしまうんです。それぞれのチーズ、正確には製法が異なるのですが、家庭で楽しむ分には今回ご紹介する作り方で全然問題なく楽しめるんですよ。
まずはその基本的なレシピを以下にご紹介したいと思います。
牛乳から作る自家製リコッタチーズ/カッテージチーズ
1.まずはお鍋に、牛乳(お好みで生クリーム)、そしてお塩を入れて火にかけます。この時、あたたまるまで時々かき混ぜて、塩をしっかり溶かしてください。
2.そろそろ沸騰という頃になると、お鍋の中央表面に細かい泡が見えてきます。そうしたら弱火に落として、レモン汁を大さじ1ずつ、合計大さじ3杯分投入。ムラなく混ざるよう、そのつど静かにかき混ぜます。
3.ほろほろと固まり出したら火を止め、あとは触らずにそのまま10分置きます。
4.ボウルにザルを重ね、さらにガーゼ(厚手のキッチンペーパーや不織布でも可)をのせて、上からおたまで 3 を注ぎ入れます。そのまま、お好みのかたさになるまで2時間くらい水切りすればできあがりです。
●牛乳1Lで約220g、生クリームを併用すると約260gのチーズができます。
●牛乳はパッケージの「種類」という所に「牛乳」と表示があるものを使ってください。乳脂肪分の高いものほどたくさんのチーズができます。普通の牛乳(乳脂肪分3.6%程度)の場合は、生クリームで補っても。
レシピ詳細はこちら
https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/126384
長めの水切りで「ほろほろ食感」に、「しっとり、なめらか食感」も作れる!
この作り方でできあがるチーズは、とにかくミルクの味わいが豊かでおいしいというのが最大の魅力。
長めに水切りをすればカッテージチーズのようなほろほろ食感になりますし、しっとりめに仕上げればリコッタチーズのようななめらかさも出すことができます。
牛乳に含まれる乳脂肪分が多いほどたくさんのチーズができますので、生クリームを加えてミルクの風味濃厚に仕上げるのもおすすめです。
簡単スイーツ、前菜、メイン料理にも
できたてホヤホヤのチーズは、そのままつまんで食べても本当においしいもの。
けれどまとめて作っておくと、おやつに食べたり、さまざまなお料理に活用できたりと嬉しいことも多いのです。
簡単に作れるそんなお料理、最後にいくつかご紹介したいと思います。
手作りリコッタチーズのはちみつナッツがけ
チーズにナッツとドライフルーツをのせ、はちみつをかけた簡単なおやつです。
けれどチーズの味わいがとにかく豊かなので、たったこれだけでも最高のスイーツに変身します。
レシピ詳細はこちら
https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/138181
小海老とアボカドのカッテージチーズ和え
少ししっかりめに水分を抜いたチーズを小海老とアボカドと和えただけの簡単前菜。
カッテージチーズの軽やかな口あたりとコクが、アボカドや海老ととてもよく合います。
レシピ詳細はこちら
https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/138176
リコッタチーズと茄子のラザニア
そして、メイン料理ももちろんおまかせ!
じつはリコッタチーズは、コクがあるのでホワイトソースの代わりとして使われることもあるんです。
作り方は、水分多めに仕上げた上のチーズをミートソースなどと一緒に重ねていくだけ。
ホワイトソースを使うよりもずっと軽い味わいになるので、ボリュームのあるラザニアも、思いのほかあっさりといただけますよ!
レシピ詳細はこちら
https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/138171
いかがでしたか?
案外簡単に、けれど誰が作ってもとてもおいしくできる手作りチーズ。
チーズが固まってゆくその瞬間は、感動もの!
お子さんと一緒に作ってもすごく盛り上がりますので、みなさんもぜひいろいろ楽しんでくださいね。