真夏のような日照りの強い日もあれば、雨量が多く自然界全体の水分量が上がる日も。 5.6月は一年中を通しても特に一日のなかで寒暖差がある時期です。 そんな時は夏の旬を先取りしつつ、カファやヴァータの調整もぬかりなく。 ズッキーニから出る水分をアク抜きで少し減らしつつ、最後はレモンでキュッと締まり良く、オイルで潤い逃さず仕上げるマリネ。 オリーブオイルは加熱によって失われる成分もある為、生用に。 ギーは飽和脂肪酸であり酸化しにくい性質があります。 加熱による酸化についても、煙点が250℃と高いため変敗度が低く万能オイルです。 オイル二刀流によってパフォーマンスの高い化学反応を楽しむ♪
スパイスが焦げてしまわぬよう、弱火でじっくり焼くのがポイントです。
マリネ液を作る。 オリーブオイル、レモン汁、①塩(小さじ1)を混ぜ合わせて耐熱容器に入れる。
コリアンダーシードとクミンシードをミルサーやすり鉢などで細かくする。
フライパンを弱火であたためマスタードシード、にんにくの順に入れ、にんにくの香りが出たらにんにくのみ下準備のオイルが入った耐熱容器にうつす。
残りのギーと細かくしたクミンシード、マスタードシードを工程4のフライパンに入れ、香りが出たら水切りしたズッキーニを入れ、②塩(ひとつまみ)を振る。
片面2分程じっくり焼いたら蓋を閉めて5分蒸し焼きにする。最後に少し火を強めて焼き色をつけて、工程4のマリネ液に浸け千切り生姜、お好みでマイクロリーフ、レモンを飾りブラックペッパーをかける。
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幸村亜美
◼︎ヨガ講師歴15年 ◼︎アーユルヴェーディックアドバイザー ◼︎フードコーディネーター ◼︎2児の母 家庭料理こそ、最古の処方箋。 私達の身体は食べたものから生成されます。 どのような食べ物を、どのような調理法で、どのような食べ方をするかによっても素材のもつエネルギーの還元率が変わってきます。 「食」を通して、家族の健康を守れるお母さんでありたく日々奮闘中。 ヨガとアーユルヴェーダの考えを通して長期的にみた心身の健康管理法をご提案致します。 どのようなものをどのように食べたら心身の健康を促すことができるのか?食から心身を整える為に食べものや食べ方のコツなども合わせて投稿していきます。