肉や卵など、たんぱく質との相性抜群!
スタミナ野菜の代表選手、ニラ。東アジア原産で古くは薬草として利用されてきた、栄養たっぷりの緑黄色野菜です。
ニラには体を温める働きがあり、クーラーや冷たい飲み物で冷えてしまいがちな夏にこそおすすめ。冷えた体の血流を促すことで、免疫力や代謝アップにもつながります。
「レバニラ」「肉ニラ」「ニラ玉」などのメニューからもわかるように、肉類や卵との相性は抜群。栄養面でも、ニラ特有の香り成分である「アリシン」が、豚肉やレバー、卵に多く含まれるビタミンB群の吸収率をアップしてくれます。
選ぶときは葉の幅が太く、身が厚いものを見極めて。また、先端までシャキッとしているのは鮮度が高い証拠。栄養豊富なニラをたっぷりとって、夏バテを吹き飛ばしましょう!
下処理の方法〜ニラはどこまで食べられる?〜
ビタミンB群の吸収を助けるニラの香り成分は、根元に多く含まれています。たくさん切り落としてはもったいない! 根元の黒ずんでいるところだけ、5ミリ程度カットして。また、根元は土が着いていることもあるので、よく洗ってから使いましょう。
じつは生で食べても美味! ニラを味わうかんたんタレレシピ
豚しゃぶや冷奴によく合う、ニラたっぷりのタレの作り方をご紹介します。切って混ぜるだけなのでとっても簡単。白いご飯に卵黄とともにのせたり、鯛など白身魚を蒸したものにかけても美味しくいただけます。
①ニラ1/2束は、長さ3〜5ミリの小口きりにする。
②ボールにしょうゆ大さじ4、ごま油大さじ1、はちみつ小さじ2、酢小さじ1/2、しょうがのみじん切り1かけ分、ごま大さじ1、みそ大さじ1を入れ、①のニラを加えて混ぜ合わせる。
詳しいレシピはこちら
スタミナ満点!にらのピリ辛タレ
炒めものにするときは、余熱で火を通すべし
炒めて使う場合は、長さ5cm程度のざく切りにして使います。
ニラは火が通りやすいので、加熱し過ぎは禁物。べちゃっとしないよう、余熱で火を通すのがポイントです。豚肉や卵などを先に炒め、火を止めてからニラを加えてざっくりと和えます。シャキシャキ感が残り、美味しく仕上がりますよ!
残ったら、新聞紙でくるんで冷蔵庫の野菜室へ
使い切れなかった場合は、乾燥を防ぐため新聞紙でくるんでから冷蔵庫へ。水分が出るため冷凍はあまりおすすめできませんが、加熱調理が前提なら冷凍も可。細かく刻んで冷凍すれば、餃子やスープの具に使えます。
栄養豊富で、クーラーで冷えた体の血流アップも期待できるニラ。レパートリーを増やして、ぜひたくさん味わいましょう!
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