だしから作る水炊きです。 ひと手間はかかりますが昆布やかつお節からしっかりだしを取ることでうま味と豊かな香りが楽しめ、そのだしで肉や野菜を煮るとより一層おいしいお鍋が味わえます。 まただしを活用することで調味料を控えることができ味付けも簡単に決まります。 今回はシンプルに肉と野菜をだしに加えて煮るだけですが絶品です! ぜひお試ししてみてくださいね。
●野菜は鍋に適したお好みの野菜(その他、水菜、せり、きのこ類、大根、にんじんなど)で調整してくさだい。その際は火の通りにくい野菜から順番に煮てください。また豆腐も木綿、絹ごしでお好みのものでをお選びください。 ●合わせだしは水1Lに対し昆布1%、かつお節2%の割合で作っています。今回1.2Lの水で作り1L程度だしが取れました。 ●土鍋は9号(4〜5人用)を使用しました。 ●お好みで〆をお楽しみください。おいしいおだしが出ているので雑炊にするのもおすすめです。
鍋に水と昆布を入れて、そのまま1時間ほど置く。
鶏もも肉は余分な皮や脂を取り、ひと口大に切る。
別鍋にたっぷりの湯を沸かし、鶏もも肉と鶏手羽元を入れてさっと1分ほど煮てざるに取る。汚れや血合いが残っていたら取り除き水でかるく洗う。
合わせだしを作る。 1の鍋を弱火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。沸騰したら火を止め、ヤマキ 徳一番 花かつおを入れ、かつお節が鍋底に沈むまで1〜2分おく。布巾またはペーパータオルを敷いたざるで静かにこす。
鍋に5の合わせだし、4の鶏肉を加えて煮立て、沸騰したらふたをし弱火の中火で10分ほど煮る。
鶏肉に火が通ったら、2の春菊以外の野菜、絹ごし豆腐を加えてふたをし5分ほど弱火の中火で煮る。
野菜に火が通ったら、春菊を加えさっと火を通しポン酢しょうゆをつけていただく。小ねぎ、七味唐辛子・柚子胡椒などお好みの薬味など添える。
〆には雑炊がおすすめです。 具材をある程度きれいに取り出し、作りたい分量のスープ量を残したらご飯を加えて温める。溶き卵を回し入れてひと混ぜし、仕上げに小ねぎやかつお節などトッピングする。味をみて足りないようであれば、めんつゆや醤油、塩など少量たして味を調える。
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るみ
料理家
料理家。愛知県在住。2児の母。 著書📕【るみのささっと和食】 2022年5月31日出版(ワン・パブリッシング) Instagram @ru.ru_rumi 身近な食材や調味料を使ったお手軽簡単な和食ご飯、時短料理、名古屋めしを中心に発信しています。 子供達も成人し、現在はフルタイムで働いているのでできるだけ早く簡単に作れるレシピが中心。 今までの経験から作る我が家の毎日食べても飽きない和食がメインな食卓を皆さまにお届けできたらと思います。