オーブンに入れて焼くだけの簡単レシピです。休日に仕込んでおいて、平日の夜遅くに帰宅してからでも見栄えのいいメインディッシュができるとアメリカ人の友人から勧められたものです。ジャスミンライスの代わりにサラダを添えても。
前日にマリネ液を付けておくことで、ふっくらとジューシーに仕上がります。オレンジの代わりにグレープフルーツ、レモンの代わりにライムを使うのもお勧めです。グレープフルーツを使う場合はマリネ液にはちみつを大さじ1杯追加すると良いでしょう。レシピではドライハーブを使っていますが、フレッシュなハーブを使う場合は分量を倍にしてください。
【工程2】の前にオーブンを170℃に温めておく。
骨付き鶏もも肉に塩をよく擦りこみ、10分置く。ジップ付きの袋に骨付き鶏もも肉とA オレンジのしぼり汁1個分、レモンのしぼり汁1/2個分、にんにくのスライス1かけ分を入れて、2時間~1晩冷蔵庫でマリネする。
オレンジとレモンは3㎜厚にスライスし、種を取り除いておく。
赤玉ねぎは薄くスライスする。
耐熱容器に赤玉ねぎの半分を敷き、その上に皮目を上にして骨付き鶏もも肉を並べる。マリネ液からにんにくを取り除き、残りを全て肉の上からかける。
骨付き鶏もも肉の上にドライハーブ、チリフレーク、黒こしょうをふりかける。
オレンジとレモンのスライスを肉で挟むように置き、全体にオリーブオイル を回しかける。
予熱しておいたオーブンに入れ、170℃で1時間焼く。残り7分でいったん取り出し、残りの赤玉ねぎを全体に散らす。底にたまった肉汁を全体に回しかけ、再度オーブンに入れる。
オーブンで肉を焼いている間にジャスミンライスを炊く。ジャスミンライスはざるに入れ、さっと水洗いする。炊飯器にセットし(水加減は国産米と同じ)、早炊きモードで炊く。
皿に炊いたジャスミンライスと骨付き鶏もも肉、オレンジ、レモンを盛りつける。お好みでハーブやチリフレーク、黒こしょうを追加で添えて。
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こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。