たっぷりの夏野菜をかつおと昆布のだしのゼリーでまとめました。 手が込んでいるように見えますが、茹でた野菜をゼリーでまとめるだけなので、意外に簡単にできます。
野菜は、アスパラガス、パプリカ、いんげんなど、お好みのものを組み合わせて使ってください。 薄口醤油がない場合は、醤油を少なめにし、塩で塩分を調整してください。また、塩分が入っているだし(だしパックなど)を使う場合は、醤油の量を加減してください。
板ゼラチンは、氷水につけてぶやかしておく。
●野菜はそれぞれ塩ゆでにする。 キャベツは塩を入れたお湯でしんなりするまで茹で、ざるにとって冷ます。 ズッキーニ(緑)、ズッキーニ(黄)は縦に1~2cm幅の棒状に切り、塩を入れたお湯で茹で、ざるにとって冷ます。 ヤングコーンは、生のものは塩を入れたお湯で茹で、ざるにとって冷ます。 にんじんは、1cm幅の棒状に切り、塩を入れて水から茹で、ざるにとって冷ます。 おくらは、へたの周りのがくをとり、塩を振って板ずり(まな板の上でこするように転がす)をし、お湯で茹で、冷水にとる。 モロッコインゲンは、塩を入れたお湯で茹で、冷水にとる。
ミニトマトは、熱湯に入れて一呼吸置き、冷水にとって、皮をむく。
だし(かつお昆布)、薄口醤油、みりんを煮立て、火を止め、ふやかしたゼラチンを加えて溶かす。
型にキャベツを敷き、野菜を縦に並べ、ゼラチン液を注ぎ、キャベツをかぶせる。 冷蔵庫で冷やし固める。
型にそって周囲に包丁を入れるか、型のまわりを少しあたため、まな板に出して切り分ける。
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笠原知子
料理家・フードコーディネーター
フードコーディネーター・ スパイス香辛料ソムリエ・ パソコンインストラクター 素材の組み合わせ、スパイスや香味野菜使いなど、 家庭料理に一工夫加えて、 お酒とともに楽しむ普段の食卓が、 より賑やかになるようにレシピを考えています。