生栗は、ほっこりととても美味しいです。でも、皮をむくのが大変(涙) そこで、活力鍋を使います。急な加圧の後に減圧されるので渋皮と身の間の空気がふくらんで「すきま」ができます。だから、鬼皮も渋皮も包丁で引っかけるようにしてつるんとむくことができます。
4,5では、栗が冷めないうちにむいてください。 栗が熱いので、左手に軍手をはめてむくとやりやすいです。 わたしは、アサヒ軽金属の「ゼロ活力鍋」を使っています。他の圧力鍋の場合は、時間を調整なさってください。
生栗は、さっと洗う。
栗のお尻のざらざらした部分を、包丁で薄く切り取る。
活力鍋に1の栗を入れて、ひたひたに水を入れる。 塩小さじ1/2も加える。
活力鍋の「低圧おもり」をのせて強火で加熱する。 おもりがしゅんしゅんと振れたら弱火に落として4分加熱する。 圧力が下がるまで待つ。 (急ぐときは、鍋の上から水をかけて減圧する)
少しゆで汁を捨てて、皮をむく。 熱いので、片方の手に軍手をはめる。
包丁で、引っ掛けるようにしてむく。 鬼皮も渋皮も、おもしろいようにつるんとむける。
すぐに使わないときは、ジッパー付きバッグに入れて冷凍する。
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橋本登志子
料理研究家 料理教室主宰 カナダオンタリオ州滞在時に多国籍文化の料理教室に通い、料理の楽しさに目覚める。 得意料理 ひとてま料理・オーブン・スキレット料理 ジャンル 「ひとてま」家庭料理 普通に手に入る食材に「ひとてま」かけて「ごちそう」を作りたいという想いから、金沢にて自宅での料理教室を展開。新聞社や企業の料理イベントでも講師として精力的に活動中。 美味しいごはんでみんなを幸せにすることをモットーに、企業のレシピ開発やメニュー開発の仕事をメインに活動している。