ハーブは心と体を元気にしてくれるもの!
ハーブは昔から世界中の人々の日常を豊かにしてきました。料理に使えばおいしく、美容に活用すれば美しくなれる、まさに万能のハーブ。
酵素をたっぷり含んでいるので、消化→吸収→代謝を促進させてくれたり、デトックス効果やリラクゼーション効果があり、心を穏やかに整えてくれたりします。
ですから、イライラしたり、落ち込んだりしたときはハーブの香りをかぐだけでもリフレッシュできますよ。
「魚のハーブ」と呼ばれるディル
「ディル」は香りが甘くすがすがしいので、使いやすく、食べやすいハーブ。古くからヨーロッパで親しまれており、「魚のハーブ」と呼ばれるくらい魚と好相性!
魚以外にも酸味のあるものとの相性も抜群なので、酢の物やマリネにもよく合います。
「ディル」という名前は”なだめる”という意味の「ディラ」に由来しており、その香りには神経を落ち着かせ、消化吸収の働きを助ける効果があります。一説には赤ちゃんの夜泣きを静めたりする効果もあるとか!?
「ディル」を使うなら、こんな料理!
ハーブを使う料理は手が込んでいるのでは…。と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
いつもの料理にちょっと加えるだけで、味が引き締まり、今までとは異なるおいしさを発見できちゃいますよ。
どんな料理と合わせやすいのか、レシピとともにご紹介します。
お手軽ディル使い!タルタルソースにプラス!
タルタルソースなど洋風のソースに刻んだディルを混ぜ合わせるだけでも、ぐっと味がランクアップ。
油でさっと揚げた魚と合わせれば、まるでレストランの味!
ぶり以外にもかつおなどでももちろん合います。
このタルタルソースは、パンにのせ、ローストビーフやトマトと合わせてカナッペにしてもおいしいですよ。
酸味のあるソースに加えて魚にも!お肉にも!
野菜のみじん切りがベースの「ラヴィゴットソース」。フランス語で”元気を出させる”という意味もあるこのソースにもディルはよく合います。
夏にぴったりのさわやかソースはお魚にもお肉にも合いますよ。
サーモン料理なら、なんでもよく合う!
ヨーロッパでは昔からスモークサーモンを使った料理にディルがよく使われているとのこと。
「魚のハーブ」、ディルの本領を発揮させるなら、やはりサーモンがおすすめです。
ヨーロッパで食べられているサーモンとじゃがいもを使ったフィッシュケーキに刻んだディルを入れて、フライパンで焼いてみました。
水切りヨーグルトやサワークリームなど酸味のあるクリームと一緒に食べるとよりおいしいですよ。
フルーツにさわやかな香りを加えて、デザートに
よくデザートにミントなどのハーブが添えられていますが、もちろんディルも同じような使い方ができます。
ほかにもフルーツとマリネして、ディルの香りをプラスする方法もおすすめです。ふわりとディルが香る、ひとあじ違った味わいになりますよ。
ハーブは手に取りにくいものではなく、「料理の幅を広げてくれる」ものです。
色々なお料理に使えて、胃腸やお肌の調子を整えてくれる優れもの!
ハーブをいつもの料理に取り入れて、香りやその効果を楽しんでみてくださいね。