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    • 公開日2016/06/25
    • 更新日2016/06/25

    ほんのり甘いハーブ「ディル」を使ったおすすめレシピ

    タルタルソースにプラスしたり、レンジのコンポートに使ったりできるハーブ「ディル」のレシピをピックアップ。お料理好きにとって、ハーブは興味のある存在。でも「うまく使いこなせない」「具体的な使い方が思いつかない」という声も多く聞きます。そこで今回はハーブの中でもすがすがしい香りとほんのりとした甘みが特徴の「ディル」の使い方をご紹介します。

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    ほんのり甘いハーブ「ディル」を使ったおすすめレシピ

     

    ハーブは心と体を元気にしてくれるもの!

    ハーブは昔から世界中の人々の日常を豊かにしてきました。料理に使えばおいしく、美容に活用すれば美しくなれる、まさに万能のハーブ。

    酵素をたっぷり含んでいるので、消化→吸収→代謝を促進させてくれたり、デトックス効果やリラクゼーション効果があり、心を穏やかに整えてくれたりします。

    ですから、イライラしたり、落ち込んだりしたときはハーブの香りをかぐだけでもリフレッシュできますよ。

     

    「魚のハーブ」と呼ばれるディル

    「ディル」は香りが甘くすがすがしいので、使いやすく、食べやすいハーブ。古くからヨーロッパで親しまれており、「魚のハーブ」と呼ばれるくらい魚と好相性!

    魚以外にも酸味のあるものとの相性も抜群なので、酢の物やマリネにもよく合います。

    「ディル」という名前は”なだめる”という意味の「ディラ」に由来しており、その香りには神経を落ち着かせ、消化吸収の働きを助ける効果があります。一説には赤ちゃんの夜泣きを静めたりする効果もあるとか!?

     

    「ディル」を使うなら、こんな料理!

    ハーブを使う料理は手が込んでいるのでは…。と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

    いつもの料理にちょっと加えるだけで、味が引き締まり、今までとは異なるおいしさを発見できちゃいますよ。

    どんな料理と合わせやすいのか、レシピとともにご紹介します。

     

    お手軽ディル使い!タルタルソースにプラス!

    タルタルソースなど洋風のソースに刻んだディルを混ぜ合わせるだけでも、ぐっと味がランクアップ。

    油でさっと揚げた魚と合わせれば、まるでレストランの味!

    ぶり以外にもかつおなどでももちろん合います。

    このタルタルソースは、パンにのせ、ローストビーフやトマトと合わせてカナッペにしてもおいしいですよ。

    ぶりのフリット~ディル入りタルタルソース~

     

    酸味のあるソースに加えて魚にも!お肉にも!

    野菜のみじん切りがベースの「ラヴィゴットソース」。フランス語で”元気を出させる”という意味もあるこのソースにもディルはよく合います。

    夏にぴったりのさわやかソースはお魚にもお肉にも合いますよ。

    カラフル野菜とビネガーでさっぱり!白身魚のカルパッチョ

     

    サーモン料理なら、なんでもよく合う!

    ヨーロッパでは昔からスモークサーモンを使った料理にディルがよく使われているとのこと。

    「魚のハーブ」、ディルの本領を発揮させるなら、やはりサーモンがおすすめです。

    ヨーロッパで食べられているサーモンとじゃがいもを使ったフィッシュケーキに刻んだディルを入れて、フライパンで焼いてみました。

    水切りヨーグルトやサワークリームなど酸味のあるクリームと一緒に食べるとよりおいしいですよ。

    ディル香る新じゃがとサーモンのフィッシュケーキ

     

    フルーツにさわやかな香りを加えて、デザートに

    よくデザートにミントなどのハーブが添えられていますが、もちろんディルも同じような使い方ができます。

    ほかにもフルーツとマリネして、ディルの香りをプラスする方法もおすすめです。ふわりとディルが香る、ひとあじ違った味わいになりますよ。

    ハーブでさわやかオレンジのコンポート

    ハーブは手に取りにくいものではなく、「料理の幅を広げてくれる」ものです。

    色々なお料理に使えて、胃腸やお肌の調子を整えてくれる優れもの!

    ハーブをいつもの料理に取り入れて、香りやその効果を楽しんでみてくださいね。

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    石倉かおり
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    石倉かおり

    フードコーディネーターで栄養士、共働きの3児の子育て中ママです。ベビー用品の仕事もしています。忙しい中でも頑張りすぎずに楽うまなごはん作りを心がけています。 栄養士の資格取得後、食品会社に勤務しメニュー開発やマーケティングからの商品開発を経験。もっと食べ物のおいしさを伝えられるようになりたいと、フードコーディネーターの資格を取得。 現在はメニュー開発を中心に、親も子どもも一緒に楽しめる料理やお酒に合う一品レシピなどを発信中。 フードコーディネーター(祐成陽子クッキングアートセミナー卒業)、栄養士、ジュニア野菜ソムリエ

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