主食
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彩り豊かな夏野菜がたっぷり食べられる、かわりそうめん。出汁を効かせた自家製めんつゆとオリーブオイルのコクで、食欲のない日も箸が進みます。お好みでゆでた薄切り豚肉や、蒸し鶏、エビなどを加えれば、栄養満点の一品完結メニューになりますよ。
・昆布はできれば1時間以上つけておくと出汁がよく出ます。 ・昆布水は、少し弱目の火で10分ほどかけて沸騰させると旨味が出やすいです。沸騰する前に昆布を取り出すのを忘れずに! ・かつお節を入れて一呼吸したら火を止めてください。 ・出汁はザルにフキンやキッチンペーパーを敷くと手軽にこせます。 ・ナス、きゅうり、トマト、ピーマン、パプリカなど、ご自宅にある夏野菜でアレンジしてください! ・めんつゆはストレートタイプです。たくさん作って保存したい場合は、本みりんと醤油の量をお好みで増やしてください。
とうもろこしはゆでておく 鍋に分量の水と昆布を30分以上漬けておく
昆布を漬けた鍋を中弱火に熱し、沸騰する直前に昆布を取り出す。沸騰したら鰹節を加えて火を止め、1、2分たったらこす。
1を再び鍋に入れ、沸騰したら本みりんと醤油を加えて、ひと煮立ちしたら冷ましておく。
ズッキーニは輪切りに、ゆでとうもろこしは一口大に、ミニトマトは半分に切る。
フライパンにオリーブオイルを熱し、ズッキーニとゆでとうもろこしを入れ、塩を加えてズッキーニが柔らかくなるまで5分ほど炒める。
別の鍋にたっぷりの水を沸騰させ、そうめんを袋の表示通りに茹で、水でさらしてザルにあげておく。
どんぶりに5を入れて2のめんつゆを入れ、4の野菜をのせて、青じそ(千切り)と生姜(すりおろし)をあしらう。
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fujinoniji 越野美樹
1歳より新宿育ち。 大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、結婚後約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。娘の通う学校の事務職をしながら、料理教室&食ライター生活のシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。基本調味料で野菜の美味しさを引き出すおうちごはんが得意です。食材と調理法を理解すれば、苦手な野菜も美味しく仕上がるということを伝えたいです。 趣味は美味しいものを食べることとピアノを弾くこと。 学生時代は、お祭り好きの静かな女と言われていました。 料理教室の生徒さんは、みなさんお料理に対する姿勢が変わった、家族が野菜を食べてくれるようになった、レシピを見ただけではわからない火加減や調理法がよくわかって料理の仕上がりが変わった、お腹いっぱい食べても元気に過ごせる、などと口々におっしゃいます。 旬の野菜を自分が食べたいと思う料理に仕上げること、野菜をよく見て切り方や調理法を考えること、素材によって火加減や水加減を調整すること。食材の選び方や、野菜を美味しく仕上げるためのちょっとしたコツなどをお伝えしています。